2023年6月30日金曜日

気分転換

大人になってからピアノを始めた

生徒さんからの言葉。

「ピアノへの憧れが強くピアノを始めました。

実際にピアノのレッスンが始まると

憧れていた夢の実現化だけでなく

日々の生活の中の気分転換になっています。」

音楽が気分転換の役目を果たしているのは

嬉しい報告でした。

2023年6月29日木曜日

ヴェルレーヌの詩集から

フランス歌曲の詩歌でも

良く取り上げられ作曲される

ヴェルレーヌの詩は、ピアノ曲の

作曲にも影響を与えたものがあります。

その中でも有名なのは、

ドビュッシー作曲の「月の光」でしょうか。

その詩が納められている

ヴェルレーヌの詩集は「雅びな宴」です。

ご興味のある方は是非!

2023年6月28日水曜日

良い手指とは

何も意識していない時、指は自然と内側に曲がっています。

その何もしないの形が、力がはいらず、自然な良い形です。

そして鍵盤を弾く指先に重みをかけるためには

指先がしっかりとした状態になっている必要があります。

指先がしっかりとした状態とは:

第一関節(指先の関節)がへっ込まない状態です。

文面で一つアドヴァイスすると

自分から爪が見えないように弾いてみましょう。

音色が変ります。

2023年6月27日火曜日

声嗄れの対処法

風邪、喘息、花粉症など

鼻・咽喉へのトラブルで

声が出なくなる事があります。

対処法としては、水分を良く取り

マスクをして喋らないのが一番です。

しかし、声の使い過ぎで

声帯にダメージがある場合は

早めに病院へ行ってください。 

できれば、声楽の知識や声帯を

専門的に診てくださる医院のほうが

経験が豊富なのでよいアドヴァイスを

貰う事が出来ます。

2023年6月26日月曜日

運動を音色にする

ピアノでも声楽でも体の動きが

音色を作り出します。

体の動きとは、腹部で支え口を開ける事であったり

正しいタッチや指の運びのことです。

大変重要な事ですが、そればかりに気を取られていると

自分のつくり出している音色やフレージングを

聴いていないことが多々あります。

音色やフレージングに神経を注ぐためには

まず、楽譜を体の動きとして体にしみ込ませ

ることが大切です。

その上で自分の音色をチェックしましょう。

2023年6月25日日曜日

声楽コンクールの衣裳

Q.声楽コンクールに参加する際の衣裳について

教えてください。

A.声楽コンクールに参加する場合、コンクールによって

指示があります。(コロナ蔓延防止のために、

更衣室がない時などもあり、予選は普段着という

指示があったこともあります。)

ドレスコードを知りたい場合は、事務局に連絡を取るか

ホームページなどに掲載されている動画や画像から

予選や本選の様子を確認するのもよいでしょう。

私服であれ衣裳であれ最も大切なのは

コンクール時の衣裳と靴で歌っておくことです。

男女問わずヒールがある靴を選ぶ場合、重心のバランスが

取りやすいものを選ぶとよいと思います。

また衣裳は演奏する内容に沿った色やデザインなども大切ですが

首回りと胴回りが苦しいものは

歌う際の息の妨げとなりますので、充分注意を払いましょう。

2023年6月24日土曜日

声楽のレッスンはどんな曲をレッスンしていますか?

Q.声楽は個人レッスンで、他の方が

どんな曲を勉強されているのか

気になります。

A. では、今レッスンしている曲目の一部を

掲載します。参考になさってください。

「イタリア古典歌曲一巻」

ベッリーニ:優雅な月よ

ベッリー二:「夢遊病の女」よりアミーナのアリア

トスティ:はるかに

トスティ:秘密

アルカデルト:アヴェマリア

ドニゼッティ:私は家を建てたい

ドヴォルザーク:「ルサルカ」より月の歌

ドナウディ:ああ、私の愛しい人

ビゼー:小さな木の実

サティ:愛の小径

越谷達之助:初恋

モーツァルト:「フィガロの結婚」よりスザンナのアリア

木下牧子:夕顔

プッチーニ:子守唄

プッチーニ:「トゥーランドット」よりリュウのアリア

2023年6月23日金曜日

おさらい会

〜シニアピアノの生徒さんより〜

ピアノ発表会への参加は敷居が高いけれど

小さい会場で仲間内だけの

「おさらい会」を教室で企画してもらえないか?

という要望がありました。

コロナも5類に移行されたので

教室での「おさらい会」を企画したいと

思います。準備期間に余裕を持ち

日程を決定したいと思います。

また、紙面とブログでお知らせします。

気負わず気軽にご参加下さい。

2023年6月22日木曜日

今月の「みんなでうたおう」は

都合により一回だけのレッスンです。

取り上げる曲は、

1913年(大正2年)刊行の

「尋常小学唱歌」第五年用に

掲載された『海』です。

作詞作曲は不祥です。

・・・・・・・・・・・・・

松原遠く消ゆるところ

白帆(しらほ)の影は浮かぶ

干網(ほしあみ)浜に高くして

かもめは低く波に飛ぶ

見よ昼の海

見よ昼の海


島山闇に著(しる)きあたり

漁火(いさりび)光り淡し

寄る波岸に緩くして

浦風軽(かろ)く沙(いさご)吹く

見よ夜の海

見よ夜の海

2023年6月21日水曜日

私の声は何パート?

合唱団へ入団する際の

パート分けについてよく質問を受けます。

パート分けは音域や声色によります。

音域に関して言えば

ソプラノは楽に高音が出る方が

より適していますし、低い声が得意な人は

アルトの方が向いています。が最終的には

声の音色で決めるのがよいかと考えます。

稀に音域が広くどのパートも歌いこなせそうな

方がいます。その方は、いろいろなパートを

体験させてもらうのがいいと思います。

逆に、まだ音域が狭く高音が出ない場合でも

旋律でないと音が取れないから

という理由でソプラノを希望される方がいます。

それは、声に対してちょっと可哀想なパート選択です。

声に適したパートで合唱を楽しむのをおすすめします。

2023年6月20日火曜日

レッスンノート

先日、発声教室に通う生徒さんが

レッスン内容を記しているノートを

拝見しました。

レッスンで学んだポイントを

箇条書きにしてありました。

全ての箇条書きのポイントを

何処で、どのように使用するかを

思案なさっていました。

そのお気持ちお察しします。自分もそうでした。

全ての指示が一本の線で繋がって

一体化するタイミングが訪れますから

お楽しみに!


2023年6月19日月曜日

ピアノを弾く少女たち

この絵は、オルセー美術館に

所蔵されている

ルノワールの《ピアノを弾く少女たち》。

1892年の作品です。

ルノアールは印象派の画家とされていますが

この作品は印象派の画風で描かれていません。

印象派の画風とは、原色の絵の具を細かいタッチで

キャンバスに置くように描かれる手法です。

「印象主義の手法を究極まで追いつめて行ったらば

絵を描く事もデッサンすら出来なくなるのではないか」という

結論に達したルノアールは、印象派の画風と決別し

古典的な描き方に戻る事によって再び絵が描けるようになったと

語っています。

この作品はそんな流れの中で生まれた作品です。










2023年6月18日日曜日

ルノワール

グノーの合唱団に在籍していたのは

ピエール=オーギュスト・ルノワールです。

1850年頃から数年間所属していました。

グノーはルノワールの歌手としての才能を

高く評価していた為に、声楽のレッスンを施し

ルノワールの両親にオペラ座の合唱団に

入れることを提案しましたが、断られ、

ルノワールを歌手にしようと考えていたグノーは、

その才能を惜しんだと言い伝えられています。

それにしても、ルノアールは絵画だけでなく音楽の才能にも

恵まれていたのですね。

2023年6月17日土曜日

グノー

今日は、バッハから伴奏を引用した声楽曲

『アヴェ・マリア』を作曲した事で知られる

フランス出身の作曲家

シャルル・フランソワ・グノーの誕生日。

フランス近代歌曲の父とも呼ばれ、美しい旋律、

色彩感に満ちたハーモニーを伴った優雅な音楽は

世界中で広く愛されている。

グノーが楽長を務めていたサン・トゥスタッシュ教会の聖歌隊に、

後に画家として著名になる人物が在籍していた事があります。

さて、その大物画家とはだれでしょうか?

続きは明日。

2023年6月16日金曜日

発表会以外の機会

Q.ファミリエ音楽教室では、発表会の他に

生徒が演奏する機会がありますか?

A.コロナ以前では、教室で「試演会」を

催していた時期があります。

現在は3密を避ける為に

企画しておりません。

教室主導ではありませんが

オプションで、講師によっては

演奏会場を予約してレッスンされる場合も

あります。(コンクール前など)

生徒個人での活動として、コンクールなどへ

参加している生徒さんもいます。

2023年6月15日木曜日

さまざまな方向から声がけ

指揮のレッスンを聴講した際、

講師の先生が受講者に

「この楽譜に指示されている

楽語に対して抱く言葉や形容詞を

できるだけあげてください」と

お題を出しました。

受講者達は、平均で5つほどあげていました。

講師は「繊細な色使い、空気感、感触、広さなどへの言及」を

付け加えるように指導しました。

音楽づくりへのヒントとしてばかりでなく

レッスンの声がけにも有効だと思いました。


2023年6月14日水曜日

量質転化の法則

あるピアノの公開レッスンでの

質疑応答より。

Q.ピアノの練習は量(時間数)なのか

それとも質(内容)なのか?

A.何も考えずに練習しても、ある一定の

(練習)量を超えると質がついて来るのが

量質転化の法則です。

演奏の質の高みを目指すのであれば、

やはり量の中に質(演奏への理解と創意工夫)が

必要です。それが入ると絶大な効果を生みます。

2023年6月13日火曜日

ピアノの蓋

シニアピアノの生徒さんで

毎回、暗譜の努力をしていらっしゃる

生徒さんがいます。

「今回は、3週間あったので

シニア教本から2曲、

ブルグミューラー1曲 を暗譜してきました。」

そこで、ピアノの蓋を全開にし

譜面台も外してレッスンをしました。

とてもよい音が出せるようになってきました。

この先が楽しみです。


2023年6月12日月曜日

体験レッスン

6月に入ると、新しい幼稚園や

保育園生活になじんでくるのか、ピアノの

体験レッスンのお問い合わせが

増えてきます。

夏休み明けの9月は、順番待ちが長いので

夏休み前の6月〜7月半ばに体験レッスンを行い、

夏休みに新しい習い事に慣れる

というのがお勧めです。

2023年6月10日土曜日

転調と移調

Q.転調と移調の違いは何ですか?

A.転調と移調の違いは、

転調は曲の中で調が変わることを言い、

移調は調を移すことです。

2023年6月9日金曜日

ペダルに挑戦

シニアピアノ3巻になると

教本の中にペダルの練習が入ってきます。

右足でダンパーペダルを踏み込むわけですが、

初めてペダルを使う生徒さん達の反応は様々で

・「ペダルは思ったよりも重くて、力が必要ですね」

・「音が伸びて、上手になったように感じます」

・「車の運転に似てますね」などなどです。

ペダルを踏込んで離すだけの練習は皆さん

そんなに問題なく出来るのですが、

ペダルの踏み変えは、コツを掴むまでに時間が

必要になります。「踏み変え記号の付いている音を

弾いてから踏み変える 」を体が覚えるのは慣れなので

ある時点から、自然と出来るようになります。

ご自宅の電子ピアノには

ペダルのない生徒さんも沢山いらっしゃり

心配なさいますが、教室でじっくり練習をしましょう。

2023年6月8日木曜日

シニアピアノの一コマ

生徒:先生、レガートって書いてありますけど

どういう意味ですか?

講師:レガートは、ある音から次の音へ移る際に

音が途切れないよう、なめらかに演奏することです。

生徒:実際には、どういう風に弾くとレガートに

なるのですか?

講師:そうですよね。レガートにするには

「次の音を押してから前の音を離します」

生徒:鍵盤から指先を離すタイミングを

考えた事がなかったので、新しい発見です。

レガートで弾いてみたいという目標ができました。

2023年6月7日水曜日

ソルフェージュをなぜ学ぶのですか?

Q. ソルフェージュをなぜ学ぶのですか?

A.ソルフェージュを勉強する一番の理由は、

楽譜を読めるようにするためです。

ピアノを弾くには、楽譜が読めなければいけません。

楽譜には「音、リズム、音楽記号」などたくさんの情報が書いてあります。

また、専門的教育機関に入るための「新曲、聴音、楽典」なども

ソルフェージュといいますが、

子供のソルフェージュは、音あてクイズや

音符の長さや高さなど、個人のペースに

合わせて進められています。

2023年6月6日火曜日

6月6日

 6歳6月6日に始めた習い事は

上手になると日本では昔から

言われています。

耳を育てるには

早期教育がよい場合もありますが

ピアノレッスンに関して言えば

個人差があり、内容の理解度や

椅子に座っていられる時間などが

重要なようです。


2023年6月5日月曜日

なぜ初心者は、アリアを歌ってはいけないのですか?

Q.オペラアリアを学びたくて声楽をはじめましたが

まだ早いと言われます。(今年の4月から習い始めました)

何故なのでしょうか?

ファミリエでは直ぐにアリアを教えていただけますか?

A.アリアは、どのオペラのものかわかりませんが、

体も声も充分に鍛えてからでないと、

声を張り上げるだけになってしまいます。

まずは、そのアリアの最高音の2度上まで

発声練習で楽に発声できるか、咽喉の弛緩が

できるのかなどを目安に判断するのがよいと

思います。オペラアリアの中でも難易度がありますから

比較的歌いやすいものから学ばれるほうが

よいと思います。

2023年6月4日日曜日

音楽での進学2

 Q.将来は吹奏楽部を教えられる音楽教師に

なりたいと考えています。

A.将来の目標がはっきりしているのですね。

教員免許取得を考えるのであれば

音楽大学ばかりでなく

教育学部など、進路の選択は広がります。

その上で、吹奏楽に力を入れている

サークルを持つ大学、

教育学部でも吹奏楽の指揮や指導で

師事したい教授がいるなど、

情報を沢山集めてみましょう。

その上で、情報を提示する形で

ご両親とも良く話し合ってみてください。

音楽大学へ行っても、個人レッスンは週に一度

程度ですから、レッスンはプライベートでも

いいかもしれません。

2023年6月3日土曜日

音楽での進学

Q. 進路を選択するにあたり「音楽」に

関わる仕事をしたいと思い、音楽大学進学を

考えています。(高校2年吹奏楽部)

家族からは一般大学への進学を薦められています。

A.なるほど。音楽大学は演奏技術に特化した

教育機関です。音楽に携わる仕事の種類は

演奏家だけでなく、学校教育、音楽ホール勤務、

音楽事務所や音楽教室経営など

様々な方向性があります。

もしも具体的に決まっているのであれば

それによって進学先を選択することも出来ます。

2023年6月2日金曜日

2024年声楽発表会

来年の声楽発表会の日程が

決まりました。

2024年6月22日(土)14:00開演です。

日頃の成果を発表するため

ふるってご参加下さい。

爪のチェックを忘れずに

いつもピアノレッスン前に

手を洗って下さってありがとうございます。

ピアノのレッスンに来る前に

爪のチェックもしましょう。

長い爪は、ピアノの鍵盤の

間に挟まったりして危険です。 

2023年6月1日木曜日

ソルフェージュ

Q.子供のピアノレッスンでソルフェージュは

含まれますか?

A. はい。年齢やレベルに応じた教材で

ソルフェージュも含みます。

教材や内容に関しては、体験レッスンの際に

担当講師へお尋ねください。

よろしくお願いいたします。