2023年7月31日月曜日

マスクの着用

声楽の個人レッスンでは

生徒さん達はマスクを外して

レッスンを受けています。

息苦しさを感じながら歌わなくて

よくなりました。

また講師にとっても

口形などをチェックできるようになり

ありがたいです。 

2023年7月30日日曜日

音楽が止まる!?

先日フルートを学ばれている方が

声楽の体験レッスンにいらしてくださいました。

理由は。。。

Q.レッスン(フルート)の際に

「音楽の流れが止まっている」と

注意を受けます。息を常に流して吹いているにも拘わらず

「歌って」と言われます。

どういうことを指摘されているのか

実際に歌ってみなければ答えは出ないのでは?

と思い体験に来ました。

A.なるほど。

ご持参下さったフルートで簡単なメロディーを

吹いていただき、フルートの先生が求めているのは

「音楽を動かして欲しい」という

ことだと理解しました。

フルートのメロディーを一緒に歌ってみて

フレーズの山を決め、緩いクレシェンドと

デクレシェンドを加えて、流れるメロディーラインの

作り方の一例を体験していただきました。

体験者からは息の流れの圧力調節を体感出来たと感想を頂きました。

2023年7月29日土曜日

2024年ピアノ発表会

2024年のピアノ発表会の

スケジュールは

3月1日リハーサル

3月2日発表会 です。

会場は前回同様

上野公園内にある旧奏楽堂です。

皆様のご予定に組み込んで

下さいますようお願いいたします。

時間の詳細は講師から配られる

お知らせでご確認ください。

2023年7月28日金曜日

複数の講師

ピアノのコースに通う生徒さんが

サマーコースに参加し複数の講師の

レッスンを受講した際の話しを

伺いました。

生徒さん曰く、様々な視点からの

アドヴァイスやレッスン方法を体験し、

大きく分けて2種類のレッスンが

あるように思うとの事。

1.お手本を見せてくださって、

生徒に模倣させるレッスン。

2.身体の動きに重きを置いた

言葉で説明するテクニック中心のレッスン。

今の自分には両方必要だと感じました。が

模倣の方が今の自分には分かりやすいと

仰っていました。

講師にとっても貴重なお話しをありがとうございます。

是非参考にさせていただきます。


2023年7月27日木曜日

ベーゼンドルファーの創業者

今日はピアノメーカーの

ベーゼンドルファーの創始者

イグナーツ・ベーゼンドルファーの

誕生日です。

彼の製作したフォルテピアノは、

フランツ・リストの激しい演奏に

耐え抜いたことでその評判が欧州全土に広がり、

ベーゼンドルファーの名は一躍有名なものとなりました。

この成功が、リストとベーゼンドルファーの

永年にわたる親交を生み出したといわれています。

現存する世界最古のベーゼンドルファーのフォルテピアノ

(1828年製の作品番号1番)はベーゼンドルファー本社に

保管されています。



2023年7月26日水曜日

合唱団へのボイストレーナー

Q.先日、都内の合唱団で

ファミリエの講師による

ボイストレーニングの講座を見学しました。

私の所属する団でもボイストレーニングを

お願いする事ができますでしょうか?

その際、個人ごとの発声も見ていただけますか?

A.はい。合唱団への出張ボイストレー二ング

承っております。必要であれば

指揮者の先生とお話ししながら

指導者の求める声のお手伝いをさせていただいております。

先日の講座をご覧になってくださったように、

個人ごとの発声も可能です。

経験上お一人20分必要となります。

2023年7月25日火曜日

合唱コンクール伴奏

Q.中学高校などで秋に行われる合唱の伴奏の

レッスンは、普段のレッスンの中で見ていただけるでしょうか?

A.レッスンしていただけると思います。が、

事前にレッスンを受けている講師に直接お尋ねください。

2023年7月24日月曜日

声楽のレッスンで

劇的な変化をしてきた生徒さんに

「何をしたのですか?」 と尋ねました。

生徒さん曰く

「鏡を見て練習しました。

自分では講師のアドヴァイスを

実行していたつもりでしたが、

鏡を使い注意深く観察して

気づきました。講師のアドヴァイスを

実行するには自分が思っているよりも

3倍近くやらないと出来ていないと。。。」

この生徒さんは、よくノートをつけて

いらっしゃって、テクニックの箇条書きが

同時に出来るようにはならない。。。と途方に

くれている方でした。

しかし、鏡をきっかけに箇条書きにしていた

アドバイスが一つに繋がり、それを

体感する事が出来ました。

身体を使った「よい声」が出て講師も嬉しい

時を共有できました。


2023年7月22日土曜日

体験し納得してから入会へ

発声教室(個人)の

体験レッスンも無料です。

現在ご紹介できるのは

以下の2枠です。

第1・3水曜日

12:00〜12:30。

第2・4水曜日

11:00〜11:30。

2023年7月21日金曜日

ゴルジャ

Q.イタリア初期バロック歌曲に多用されている

細かい節回しのような部分はどのように練習したら

よいのでしょうか?

A. 独特な歌唱法ですよね。コロコロ転がしたような

歌い回しはゴルジャと言ったりします。

ゴルジャはイタリア語で

「喉」という意味で、

初期バロック音楽の中で

「細かい音符を続けて歌ったり」

「同音を反復したりする」歌唱法を

指します。

どのように練習するかは、

カッチーニ先生も「新音楽」の序文に

記しております。が、

この唱法に関しては、糸川先生が

大変得意とするところです。

興味がありましたら、是非体験レッスンを!

2023年7月20日木曜日

あいうべ体操

「あいうべ体操」とは!

口呼吸を鼻呼吸に改善していく体操です。

乾燥などで喉が痛くなる方は、

口呼吸の改善から鼻呼吸へ変更できると

あらゆる病気の原因治療にもつながると

言われています。

また、あいうべ体操を継続している人は、

自然に鼻で呼吸ができるようになり、

アレルギー性疾患等の症状が改善していくと

言われています。

あいうべ体操のやり方です。

(声は出しても出さなくてもかまいません。)

(1)「あー」と口を大きく開く

(2)「いー」と口を大きく横に広げる

(3)「うー」と口を強く前に突き出す

(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

(1)~(4)を1セットとし、10セットを目安に毎日続けます


2023年7月19日水曜日

ピアノレッスンの曜日

体験レッスンのお問い合せを

ありがとうございます。

ピアノのレッスンは、

月曜日〜金曜日に行っております。

土曜日・日曜日の

ピアノレッスン 枠は現在

扱っておりません。

よろしくお願いいたします。

2023年7月18日火曜日

ゴールデンエイジ:5〜9歳

5~9歳は、なぜゴールデンエイジと呼ばれる

のでしょうか?それは、一生に一度だけ訪れ

何事も短時間で見たり聴いたりしたまま、また感じたままに

習得することができる魔法の期間だからです。

驚異的な吸収力があるこの時期に覚えたことは

大人になっても忘れないと言われています。

2023年7月17日月曜日

ピアノの調律と調整の違い!?

先日、ピアノの調律師さんに

ピアノの調律と調整をしていただきました。

不勉強で調律と調整の違いをはっきり

理解していなかったので、

ここでご紹介しようと思います。

「調律」とは、弦の張りを調節し

正しい音律(平均律音階)に調節すること。

「整調」とは、ピアノのタッチなど

弾き心地を調整すること。

鍵盤やアクション、ダンパー、ペダルを調整してもらいます。

また「整音」という作業もあり

ピアノの音色を整える作業をいいます。

ハンマーのフェルト面を調節し、弾力性を均一にする作業です。

ピアノの中を確認した際、ハンマーの表面に

弦の跡がついている状態はハンマーが磨耗しているので

目安として覚えておきましょう!

2023年7月16日日曜日

集中力は丁寧さから

集中力は、興味のある事柄に対しては

自ずと発揮されます。

疲れていたり、興味の無い事柄や

緊張状態では、集中力を発揮するのが

難しいです。

では、興味のない事柄に向かう時に

どうするか?

「一つ一つ丁寧に行ってみましょう」

集中せざるを得なくなります。

君の上には花ばかり

標題は昨日紹介した作曲家

フェデリコ・モンポウの

歌曲集《夢のたたかい》の

第1曲目の題名です。

このあまりにも美しい曲を

初めて聞いたプーランクは、

感動のあまり3度続けて演奏を求めたといいます。

この曲はフェデリコ・モンポウの

伴奏での動画が残っています。

2023年7月15日土曜日

生誕130年

今年生誕130年を迎える

スペインの作曲家

フェデリコ・モンポウ。

長命で享年94歳。

ピアノの腕前は一級でしたが

極端に内向的な性格で、

コンサート・ピアニストになることを

あきらめています。が、しかし

82歳の時に自作のピアノ作品全集の

録音を行っています。

なんだか素敵です。


2023年7月14日金曜日

丁寧に使ってはどうですか?

あるレッスンで呼吸の支えについて

質問した時に、「使う分だけ吸って

丁寧に使い切ってはどうですか?」との

答えが返ってきました。

この答えを聞いてはっとしました。

なぜなら、腹式呼吸がなんとなく出来ていても

「足るを知らない」吸い方は無駄も多いし

逆に歌い難くしていたのだと

気づいたからです。それと呼吸を丁寧に使い切るには

腹部でのコントロールが必須で

それが「支えだよ」と示して貰ったからです。

今日も丁寧に。。。

2023年7月13日木曜日

発声教室は発声だけ?

Q.発声教室は発声だけですか?

A.発声教室は、発声に特化した

レッスンです。

初めは発声しやすいフォームを

学ぶのに時間が費やされます。

基礎を理解し始めたらば

徐々に生徒さんたちは

今勉強している合唱曲で歌いづらいところや

ソロで歌ってみたい曲の一部を学びながら

実際に曲の中で「発声のテクニック」を

どのように活かすかを学んでいます。

2023年7月12日水曜日

東京都合唱祭

合唱団に所属する方達は

何週間かに渡って開催されている

東京都合唱祭に参加された方も

いらっしゃると思います。

コロナ明けでおよそ270団体の

合唱団が参加されたようです。

今週末もまだ演奏がありますから

興味のある方は足を運んでみてください。


2023年7月11日火曜日

立体的にしてみたら?

Q.良く響いた声が出したいです。

何かアドヴァイスをお願いします。

A. 「良く響く声」に必要なのは

響かせる場所(スペース)を確保する事です。

以前もこのブログに書きましたが

咽喉の弛緩ができたら、

口腔内のスペースを立体的に

してみるのはどうでしょうか?

お試しください!

2023年7月10日月曜日

調律

昨日、ピアノの調律に来ていただきました。

いつも来ていただく調律師さんです。

生徒の皆さん、調律したばかりの響きを 

愉しんでください。

2023年7月9日日曜日

ビートルズの曲を弾きたい!

シニアピアノ3巻の最後まで

まもなく到達する生徒さんが

「大好きなビートルズの曲を

弾きたいです」と仰いました。

今まで勉強してきた力で弾けそうな曲を

選んでお渡ししました。

いよいよ本当に好きな曲を弾く時が

きましたね。

2023年7月8日土曜日

鼻声をチェックする方法

鼻声を自分で確認する方法があります。

とてもシンプルです。

「鼻をつまんで発声する」です。 

鼻をつまんで「は」と

発音してみてください。

鼻をつまんでいる時とつまんでいない時の声を聴き比べ、

両方の声の音色が変わらなければ鼻に

かかっていない発声です。

もしも、鼻をつまんだ時に、

鼻声になってしまっていたら

それは鼻声です。。。

2023年7月7日金曜日

Nel cor più non mi sento

表題はイタリア古典歌曲も収められている

オペラ”La Molinara"の中のアリア

「うつろな心」の原題です。

作曲家はパイジエッロで、生涯に90曲以上の歌劇を作曲しました。

彼は18世紀後半のイタリアのオペラ作曲家で

セミセリア様式と呼ばれるオペラの代表的人物です。

オペラ全曲自体はあまり上演されませんが

「 Nel cor più non mi sento」の旋律は

ベートーヴェン、パガニーニがこれを主題に

変奏曲を作曲していて、器楽曲といても

息づいています。

「ジョヴァンニ パイジエッロ 1740-1816」



2023年7月6日木曜日

続けるお約束は親も一緒

様々な習い事がありますが、

ピアノ は特に自宅での練習が必要に

なる習い事です。

よく聞く親御さんからのお悩みは

自宅で練習をしないというお悩みです。

レッスンへ通い始める前に

お子さんとお約束をしたと思います。

「毎日練習をすること」

この約束の実行は本当に大変です。

しかし、「面倒でも続けること」を学ぶ絶好の機会でもあります。

そして続けるためには親御さんのサポートが必要です。

親御さんも楽器を学ぶ際にそのサポート(声がけ)の大変さが

あるのも知っておきましょう。

初めは手探りでしょう。

叱ってみたり、褒めてみたり、一緒にピアノに向かったり。。。

そしてピアノが弾けるようになってくれば

音楽が楽しくなります。指が動く快感を楽しむように

なれば後は自分で時間を見つけて、やるようになるでしょう。

一定の時間ピアノに向き合う習慣をつけると

他の課題が出てきたときに、他事に対しても向かう姿勢と

集中力がつくから不思議です。

続けること、とっても大変です。

声がけのヴァリエーションを

増やすのを、がんばりましょう!

2023年7月5日水曜日

役柄を演じる

Q.オペラの公演で合唱に参加します。

背景のような立場ではあるのですが、

役柄を考えて演ずるように指示がありました。

何か良いアドヴァイスがありますか?

A. 大学院の舞台演技法で学んだ

キャラクター作りの中から一つご紹介しましょう。

まず、人物設定をします。

国籍、性別、年齢、職業、性格などなどです。

それに基づいて、動作を決めます。

動作の癖を設定すると、初心者はより演じやすかったのを

覚えています。

「役柄になる」というと、難しく聞こえるかもしれませんが

人は、普段の生活の中で複数の役を演じ分けながら生活しています。

例えば、会社へ行けば会社員、家に帰れば

母親であり妻であり、実家へ行けば娘を演じ、レッスンへ

ゆけば生徒ですね。

そう考えると演じることのハードルが少し

低くなりませんか?

2023年7月4日火曜日

細分化のススメ

ピアノでも声楽でも、課題の中で

今現在の自分のテクニックでは

難しいフレーズやテクニックの箇所が

出てきます。

そんな時、皆さんどうしていますか?

自らを顧みると、以下のように

練習方法が進化していったような気がします。

・諦めて後回しにする。

・方法もなしにひたすら練習する。

・先生に練習方法を尋ねて練習する。

それをクリアーできるようになると、

・自分で方法を考えてやってみる。に

行き着くと思います。

自分で方法を考えるときに役に立つのが

問題の細分化です。

できないことを細かく追ってゆくと問題の

根元が見つかります。

そこからが練習の真骨頂で、

創意工夫をしながら上達の道を探ることに

なります。

2023年7月3日月曜日

基本的な注意ばかりで。。。

Q.ファミリエのレッスンの他に

今年の5月から二ヶ月、週一回のペースで

先生が入れ替わる短期間のコースに通っています。

どの先生も音楽的な指示でなく、基本的な

指示が多いです。

A. それは良いコースに通いましたね。

先生が入れ替わるレッスンは、テクニックでなく

曲想のレッスンになりがちなのを、

あえてテクニックの指摘を下さるのは

ありがたいですね。様々な講師が下さる

基本的な指示に共通点がありませんか?

おそらく根本は同じです。是非掘り下げて

探求してみてください。

2023年7月2日日曜日

夏休み前の体験レッスン

 7月に入りました。今月の下旬になると

夏休みに入ります。新入園、新入学されて

生活に馴染んできた方達が

2学期からのピアノレッスンを考えて

体験レッスンへのお申し込みを

ありがとうございます。

4歳前でレッスンを希望される親御さんは

幼稚園に通っているかどうかも

書き添えてくださると助かります。

2023年7月1日土曜日

音を出す前はどう?

講師は、生徒が指の動きや発声のフォームにとらわれすぎて

出した音のチェックを怠っていると、

出した音に耳を傾けて欲しく

「自分の声や音を聴いてね!」と

注意を促します。

しかし生徒さんの立場からすれば

まず間違えずに演奏する事に神経を使っている為に

出た音まで構っていられない!と思う気持ちも

どこかにあるでしょう。

では、出た音を聴く余裕が

ないのであれば、歌やピアノの演奏をする前に

出したい音のイメージを思い描いてから

演奏してみてください。自ずと弾き方や

歌い方が変わります。そしてそのイメージが

新しいテクニックを生み出します。