明日は、小池先生デュオリサイタルvol.5
大阪公演です。
今日の小池先生のレッスンは
お休みです。
お間違えありませんように。
4月から開講される個人の発声教室は
月極め2回の発声のみのレッスンです。
声楽のレッスンと違い
エチュードや歌曲などは
学ばず、主に母音での発声を学びます。
歌曲やオペラを学ぶ方は
声楽の個人レッスンとなります。
Q.合唱の初心者です。リズムに乗る事ができず
一人だけずれてしまいます。
A.ずれる箇所がリタルダンドなどの
箇所ならば、指揮者をよく見ましょう。
あと、2拍子、3拍子、4拍子を自分で指揮
を振れるようにしてみましょう。
二拍子は上下運動、
三拍子は三角形、
四拍子は四角形を
宙に描いてみるのもおすすめです。
続けているとそれぞれの
リズム感が体に入るようになりますよ。
昨日、やなか音楽堂で
小池先生の第5回デュオ・リサイタル
が催されました。
ソロも聞きごたえのあるプログラムで
シューベルト、ラヴェル、リストと
様々な音色や様式を楽しめました。
連弾も多岐に富んでいて
レーガー、デュカス、メンデルスゾーンと
プログラミングされ
確かな技術に裏打ちされた
音楽表現を堪能しました。
アンコールは、ハチャトリアンの
「剣の舞」でした。
4月には大阪公演があります。
お二人の積み重ねられた唯一無二の
素晴らしい演奏です。興味のある方は
是非、足を運んでください。
おすすめの演奏会です。
今日は、小池先生のデュオリサイタルvol.5
当日です。やなか音楽ホールのピアノは
スタインウェイです。
谷中散策も兼ねながら
コンクリート打ちっ放しの良く響く
ホールで午後のひとときを
ピアノの音色を聴いて過ごしませんか?
当日券も用意しておりますので
13:30の開場の際にお求めになり
ご入場できます。
皆さんのお越しをお待ちしております。
Q.口を大きく縦に開けるように気をつけていますが
どうしても咽喉が詰まったように感じます。
A. なるほど。スペースを広く保たなくては
ならないのは、咽喉の奥の部分です。
言葉での説明は難しいですが、
口から息を吸い込んだ時に
口の奥に冷たい空気が当たった所を
広げたままのイメージでしょうか。
どうしても「口を縦に開く」口形を用いるのであれば
両手で頬を中側に軽く押した口腔内が
広くなった状態で歌うほうが良いです。
小池先生のデュオリサイタルのメインプログラム。
リスト作曲:バラード第2番は、
42歳のフランツ・リストが1853年に
作曲したピアノのためのバラード。
作曲はドイツのヴァイマルで行われ、
1854年にキンストナー社から出版され、
カール・フォン・ライニンゲン伯爵へ捧げられた。
ライニンゲン伯爵はバラード第1番の献呈を
受けたオイゲン・ヴィトゲンシュタイン公爵の
義理の弟にあたる人物です。
小池先生のリサイタルのメインプログラムに
シューベルトのピアノ・ソナタ第13番が
入っています。シューベルトのピアノソナタの中でも
人気の高い作品です。
1819年7月頃(当時22歳)
シューベルトは、オーストリアのシュタイアに旅行し、
シェルマン博士の家で滞在した際、
可愛らしくてピアノが上手に弾ける少女
ヨゼフィーネ・フォン・コラーと知り合いました。
彼女がシューベルトのリートを歌ってくれたことに感謝し、
ピアノ・ソナタを捧げたのだと言われています。
22歳のシューベルトと18歳の少女の青春ですね。
30代テノール:体験レッスン中の質問です。
Q.高音へ行く際に「喉を下げろ」とよく言われるのですが
よくわかりません。
A.なるほど、逆に「喉が上がった」状態は
分かりますか?との問いには「解らない」との
ことでしたので、次のような答えとアドヴァイスをしました。
腹筋の支えがなく、胸を反って顎が上がった状態に
なっているのは「喉が上がっている」です。
支えたままで、胸を広くし
顎を引き気味にし、跳躍前の音を歌っている
時の喉仏の同じ位置で高い音を歌うイメージだと
喉は上がりません。
何度か繰り返して練習しながら
喉周りの弛緩を体験してもらいました。
小池先生のデュオリサイタルで
メインプログラムに上げられている
メンデルスゾーン作曲:
「アンダンテと華麗なるアレグロ」は
ピアノの連弾曲です。
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この曲は、メンデルスゾーンが
ピアニストとして敬意を抱いていた
クララ・シューマンに献呈しています。
クララとの共演を想定して作曲された
連弾曲『アンダンテと華麗なるアレグロ』の初演は
クララとメンデルスゾーンの
2大ピアニストで行われ
実に華麗な共演は大成功をおさめました。
演奏会当日に聴くのが楽しみですね。
グループの発声教室のメリットは
お互いの発声を聴く事によって
「気づき」がある事です。
音程、音色、口形、支え、息など
他の人がどうやっているのか
間近でみる事が出来ます。
また4月からは
個人の発声教室も始まります。
個人レッスンの良さは
マンツーマンで
テクニックを学べるところです。
両方体験レッスンをしてみて
クラスを選択するのも
いいかもしれません。
4月に入ると、声楽発表会の
伴奏合わせがあります。
伴奏合わせは、伴奏者に演奏情報を
伝える機会です。
初めての方は伴奏者合わせで
何をしたらよいか分からないと
質問を受けます。その場合は、
以下の3点を伴奏者に伝えられるように
準備をしておきましょう。
●テンポ
●息の箇所
●歌いづらく伴奏に助けてもらいたい箇所
(息が苦しいので速くして欲しい)
(高い音へ行く前の支えに時間がかかるので
待って欲しい)などです。
小さな子どもへの楽典の指導法が
書かれている書籍の紹介です。
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曲の理解が深まる 演奏が変わる
「子どもに教える楽典」
音楽之友社出版
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楽譜や図録が多く
独学での大人の楽典入門本としても
活用できます。
現在の演奏会の形を
最初に行った人物は、
作曲家兼歌手:B・ウォーリングトンで、
1664年にロンドンで開催された演奏会が
歴史の記録上で、最初の一般公開演奏会と
されています。ウォーリングトンがはじめた
約360年前に現在の演奏会の形が
生まれる前、つまり17世紀中期までの音楽演奏の場は、
教会・王侯貴族の館で催され、
一般市民が優れた音楽演奏に接しうる場は教会のみでした。
録音、録画が溢れる現在、
演奏会が消滅しない理由は
「生の音に触れる」醍醐味があるからでしょうか。
今年の花粉飛翔値は
過去10年のデータの中で
最高値だそうです。
花粉症でなくとも、咽喉に違和感を
感じたり、痰や咳が出たりします。
熱が出ないのに
咽喉が腫れたり、痛みがある場合、
花粉の影響である事があります。
処方される薬によっては
痛みの緩和があり、咳や痰が
無くなる反面、眠気、口の渇きが出ます。
薬に慣れて、上手に着き合いながら
歌い慣れる事をおすすめします。
3月26日に小池講師が
第五回目のデュオリサイタルを
やなか音楽ホールで催します。
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小池真衣&塚本芙美香
Duo Recital vol.5
プログラム:
リスト:バラード第2番ロ短調
シューベルト:ピアノソナタ第13番
メンデルスゾーン:アンダンテと華麗なるアレグロ 他
日時:2023年3月26日14:00開演
入場料:3000円(当日3500円)
お問い合せ:maifuu.pianoduo@gmail.com
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大阪公演
2023年4月1日13:30開演
ひらしんイベントホール
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本日は長尾講師の演奏会当日です。
会場は発表会で良く使用する
日暮里サニーホールの
コンサートサロンです。
日暮里駅から歩いて二分ほどの
ホテルラングウッドの4階です。
平成元年(1989年)にオープンした
コンサートサロンは、ファミリエ音楽教室の
第1回発表会から使用させていただいている
ホールです。開場は13:30です。
会場で皆様をお待ち申し上げております。
タンゴは、アルゼンチンのブエノスアイレスで
誕生したダンス音楽。
伝統的なタンゴは
2/4拍子ながらやや長短の差があるリズムで、
その中の4つの8分音符を強調し
リズム的なインパクトを大切に演奏される。
元来ダンスのためのタンゴに
バロックのフーガなどのクラシック要素と
ニューヨークのジャズを取り入れて
独自のタンゴを生み出したのが
1992年に没したアストル・ピアソラ。
ピアソラのタンゴは、伝統派からは
「踊れないタンゴ」と批判も受けたが、
クラシックや現代音楽の演奏家からは
絶大な評価を得た。
没後30年、ピアソラの作った
新しい風は一つのジャンルになりました。
そして、今日はピアソラの誕生日です。
(アストル・ピアソラ1921-1992)
曜日ごとのピアノ講師は
以下の通りです。
体験レッスンや新学期へ向けての
レッスン時間移動にお役立てください。
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(2023年3月10日現在)
月曜日 尾島講師
火曜日 藤山講師 小池講師 糸川講師
水曜日 小池講師
木曜日 小池講師 尾島講師
金曜日 小池講師 尾島講師
土曜日 糸川講師
今日はアメリカの作曲家
サミュエル・バーバー(1910- 1981)の
誕生日。
作曲家で、すばらしいバリトン歌手であり
公に演奏活動はしなかったものの
かなりの腕前のピアニストで、
1日の仕事を始める前に、
バッハの《平均律クラヴィーア曲集》を弾く習慣があり、
またスクリャービンやラフマニノフのピアノ曲に
傾倒していたと言われ、ラフマニノフの
使っていたピアノを所有していました。
歌劇から交響曲、ピアノ曲など
作曲ジャンルは多岐に及び、
中でも「弦楽のためのアダージョ」が有名です。
3月12日の長尾講師のデュオリサイタルでは
ギタリストの益田正洋氏がギターのソロも
披露します。
作曲家はイタリア出身の
マウロ・ジュリアーニと
マッテーオ・カルカッシです。
2人ともギターのヴィルツオーゾであり
作曲家として活躍しました。お楽しみに!
Q.同声二声でルネサンスなどの曲を歌うのは
難しいのでしょうか?
A.ルネサンス時代の多声曲では、レパートリーが
限られてくると思いますが、ルネサンスに
こだわらず練習曲であれば、ゾルターン
コダーイ作曲の「ビチニア フンガリア」
あたりから勉強するのはどうでしょうか?
今日は「ブラジル音楽の父」として知られ
ブラジルの民族音楽を
クラシック音楽まで昇華した
作曲家:ヴィラ・ロボス(1887~1959)の誕生日。
ヴィラ・ロボスといえば
「ブラジル風バッハ」が最も有名ですが
今日は、1917年に作曲された『黒鳥の歌』を
ご紹介します。
1916年の交響詩『クレオニコス号の遭難』のテーマを、
ヴァイオリンとピアノのために編曲し直した曲で、
チェロでも演奏されます。
サン=サーンスの名曲『白鳥』を意識しているのを汲んで
リサイタルでは、対のように演奏されることも多いです。
短い曲ではありますが、死に瀕した黒鳥の姿を、
神秘的で感傷的な旋律が美しい
珠玉の作品です。
(1922年頃の写真)
今日は、赤毛の司祭と呼ばれた
アントニオ・ヴィヴァルディの誕生日。
イムジチにより世界に紹介された
「四季」があまりにも有名ですが、
実は20世紀になって復活上演されるまでは
ヴィヴァルディの名前は忘れ去られていました。
ヴェネツィア出身で、カトリックの司祭、
孤児院の音楽教師、作曲家、バイオリン奏者、
そして劇場支配人までこなす
マルチな人物でした。1739年の手紙の中で
「写譜屋が写譜を行っている間に、
協奏曲の全パートを作曲できる」(「イタリア書簡集」より)
と豪語するほどの速筆で、厖大な 作品を残しました。
1725年47歳のヴィヴァルディの肖像画。
F.M.ド・ラ・カーヴによる銅版画。
音楽演奏において
優れた技巧や能力によって名人、
達人の域に達した人物を
ヴィルトゥオーゾ(伊:virtuoso)といいます。
もともと哲学や建築等の学術や技術に
優れた者に対しても用いられていましたが、
17世紀に音楽劇が誕生すると
優れた歌手の形容詞としても用いられ始め、
その後ヴァイオリン等の
器楽の演奏者にも適用されるようになりました。
当時音楽文化の中心がイタリアだったため
イタリア語で諸外国にも広まっていきました。
今日はチェコの作曲家
ベドルジハ・スメタナ(1824〜1884)の
誕生日です。
スメタナは幼少から音楽の才能を発揮し、
ピアノと作曲の勉強をするために、
10代の終わりには独りでプラハに上京しました。
その時代のチェコでは、オーストリアの支配から抜け出し
自国の文化を守ろうとする運動が盛んでした。
スメタナもこの運動を支持し、「チェコ国民の音楽」を創造すべく
民族的な要素を生かした作品を次々と発表していきました。
代表作は、聴力を失いながらも構想から7年の歳月を
かけて書き上げた連作交響詩「我が祖国」などがあります。
「我が祖国」は6曲の交響詩からなっていて,
その第2曲が「ブルタバ(モルダウ)」です。
(1878年:54歳のスメタナ)
今日は「ピアノの詩人」といわれた
前期ロマン派を代表する作曲家
フレデリック・ショパンの誕生日。
ショパンは自分の作品を理解するためには、
ベッリーニのオペラを聴きなさい、
とよく生徒たちに言ったといわれています。
何を教えようとしていたのでしょうか?
ベッリー二と言えば、「カターニアのうぐいす」
と言われるほど、美しい歌い回しの
メロディーメーカーで有名です。
ピアノを歌わせる意味で「ベッリー二の
作品を聴きなさい」と言ったのでしょうね。
下の写真は1849年(39歳)の写真です。