「ピアノを始めて生きるハリができました」と
80代の生徒さんが話してくれました。
先代の代表が、「地域に根ざした
音楽に親しみを持つ事が出来る教室」
という願いで付けた
ファミリエという名前にふさわしい
場所に近づいているかな、と
思わせてくれる嬉しい言葉でした。
「ピアノを始めて生きるハリができました」と
80代の生徒さんが話してくれました。
先代の代表が、「地域に根ざした
音楽に親しみを持つ事が出来る教室」
という願いで付けた
ファミリエという名前にふさわしい
場所に近づいているかな、と
思わせてくれる嬉しい言葉でした。
Q.ピアノを学んでいる友人に声楽の伴奏を
頼んだのですが、楽に歌えません。
どうしてでしょうか?
「録音を聴かせてもらいました」
A. ピアノの技術に問題があるのではなく
息を吸う間の取り方を変えていただきましょう。
伴奏には、歌手の息のスピードを
理解してもらいましょう。
とても重要な事です。
コードネームとは、
和音の構成音がひとめでわかるように
アルファベットや数字記号等で
記号化したものです。
大文字がコードのを根音を示し、
その右側にコードの種類を示す
アルファベットや数字が付いています。
シニアピアノでのレッスンの一コマ。
Q.「シニアピアノを始めて10ヶ月経ちました。
やさしく編曲された名曲でなく
原曲を弾きたいのですが、無理でしょうか?」
A.いいですね。頑張ってみましょう。
記憶間違いでなければ、漁師さんが
カンパネラを弾いてのが放映されましたね。
「なせばなる、なさねばならぬ、何事も!」
の精神でゆっくり勉強してみましょう!
レッスンは、
講師自身のテクニックを
生徒に言葉や実践で伝える作業。
伝える生徒の年齢、体格、理解度や
その日の体調などが
異なるので、毎回違う対応を
心がけています。
日々のレッスンは
講師も育ててもらっています。
『椿姫』は、オペラを知らない人でも
タイトルだけは知っている作品では
ないでしょうか?
原作はデュマの『椿の花の貴婦人』。
しかし、ジュゼッペ・ヴェルディは
このオペラに
La traviata(ラ・トラヴィアータ)と
名付けました。
直訳すると『道を踏み外した女」』の意です。
日本では演劇や小説と同じタイトルを
用いて上演することが多いです。
シニアピアノのコースが始まって
まもなく一年になります。
皆さん、ピアノを楽しんで下さっています。
今通って来てくださっている生徒さんは
男女合わせて9名。
6月から、新しい生徒さんも
加わります。長年ピアノが
弾くのが夢だった方や
脳トレのために始める方など
お待ちしています。
Q.外国語(特にイタリア語・ドイツ語・フランス語)で
歌う時に、どうしてもカタカナを歌っているように
聴こえてしまいます。どのようにしたら良いですか?
A. 慣れもありますが、次のように練習してみましょう。
1.詩の朗読
2.アクセントの位置を確認.
3.独特な発音の練習
イタリア語のgliやフランス語の鼻母音、
ドイツ語のウムラウトなど
レッスンで「ピアノの音を聴いて」
「外側に響いている声を聴いて」などと
アドヴァイスを貰います。
それは、「演奏している本人が
発声や打鍵の運動に一生懸命になって
音の出来上がりをチェックしていませんよ。」
というアドヴァイスです。
そして、声や音を聴く時に
とても重要で難しいのが、
「良い声」や「良い音」を
聞き分ける事です。
Q.シニアピアノを始めて2ヶ月経ちます。
まだヘ音記号の譜面が早く読めません。
階名をふっていいでしょうか?
A. はい。始めのうちは階名をふって大丈夫です。
いつまでも階名をふるのも大変なので
徐々に階名をふる音符を減らしましょう。
Q.声のチェンジってどの音ですか?
A.低めの声と高めの声ではチェンジの
音域が違います。また多少個人差があります。
とっても大ざっぱに言うと、
シとドの辺りとミとファの辺りです。
チェンジの音域は
地声から裏声に変ったり、
声の音色が変ったり、
歌いづらくなったりします。
ヨナ抜き音階というのは、
音階の4番目と7番目の音を抜く
(四七抜き)のことを指します。
つまり、「ドレミファソラシド」では
「ファ」と「シ」を抜いた
「ドレミソラド」の音階を
「ヨナ抜き音階」といいます。
明治以前から伝わっている童謡や唱歌などは
ほとんどがこのヨナ抜き音階で作曲されています。
先日ご紹介したディースカウが
得意としたリート。
リートとは、ドイツ詩による
独唱歌曲のことです。
ロマン派の詩人たちの詩に、
ピアノ伴奏がついたものです。
有名なのはシューベルトで、
ピアノが単なる伴奏の域を出て、
歌と対等の役をこなします。
シューベルト「美しき水車小屋の乙女」、
「冬の旅」、シューマンの「女の愛と生涯」
「詩人の恋」、などが有名です。
ブラームス、ワーグナー、マーラー、
R.シュトラウスなども数多くの
リートを残しています。
連作歌曲とは、
文学的・音楽的・思想的に
関連性をもっている一連の歌曲集をいいます。
有名な作品には、
ベートーヴェンの「遥かなる恋人に寄す」、
シューベルトの「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」、
シューマンの「リーダークライス」
「詩人の恋」「女の愛と生涯」、
フォーレの「優しい歌」などがあります。
連作歌曲に挑戦してみるのもいいですね。
ポロネーズとは、
フランス語で「ポーランド風」の意です。
ポロネーズを、ポーランドの舞曲として有名にしたのが、
ショパンです。
英雄ポロネーズ、軍隊ポロネーズは
聴いた事のある方が多いと思います。
他の作曲家でも
J.S.バッハ、モーツァルト、
ベートーヴェン、ウェーバー、
シューベルト、リスト、チャイコフスキーなどが
作品を書いています。
シニアピアノのレッスンで生徒さんが
今回は「宿題が出来ませんでした」と
伝えてくれました。
そんな時もありますよね。
お忙しい時や身体が疲れている時も
あります。
そんな時は、レッスンで一緒に練習をしましょう。
指を動かすことが大切なので
遠慮なさらず、伝えてください。
5月のドイツグラモフォンカレンダーには
ドイツの声楽家ディートリヒ・
フィッシャー=ディースカウが写っている。
レパートリーは広く、オペラ、歌曲、オラトリオに及び、
言語に対する鋭い洞察力、正確性を備えていて
特にシューベルトの『冬の旅』をはじめ
リートの録音は、リリースから半世紀たった今も
声楽家のお手本にされ、絶賛されている。
ピアノや声楽に限らず
続けるものを持ちましょう。
合唱、水泳、絵画などなど
それは、いつか得意な分野になります。
またコミュニティーの場にも
なります。
生涯学習の中の「持続の練習」です。
Q.受験項目にソルフェージュがあります。どのような事を
勉強すればよいのでしょうか?
A.一般的には、聴音、新曲試唱や初見演奏、音楽理論(楽典)
の3項目についての試験が実施されることが多いです。
可能であれば、独学でなく学ばれたほうが良いです。
志望校の傾向もありますから、過去問のチェックも
お忘れなく!
毎年恒例で
音楽教室では
ゴールデンウィークを目処に
加湿器から除湿器へ移行をしています。
湿度の調整は、楽器や声を守ってくれます。
ファミリエで使っている加湿器は
Kazというメーカーのものです。
さて、もう皆さんは覚えましたか?
ピアノの湿度管理は
何パーセント位が良いのかを。
ミルフィーユとは
「千枚の葉」というフランス語で
枯れ葉を見立てたパイを何枚も重ねた
フランスのお菓子です。
レッスンもミルフィーユのように
重ねるレッスンをしたいものです。
講師は、生徒に上手くなって貰いたいがために
一度に数個のアドヴァイスをしてしまいがちですが
ファミリエでは、個人の歩みに合わせて
ひとつの事をクリアーするまで待つように
心がけています。
今月のドイツグラモフォン
カレンダーはイギリス人ピアニスト
ジェラルド ムーアと20世紀の
偉大な歌手。歌手に関してはまた後日。
ムーアは、伴奏を歌手に従属した役割でなく
芸術的に同列の共演者へ高めたピアニストです。
1962年に出版した『お耳ざわりですか―』の
原題は「(私の演奏は)音が大きすぎますか?」 というもので、
伴奏は、歌手に遠慮して控えめに弾くのではなく、
音楽の要求に従い積極的に演奏しませんか?という
彼の音楽信念が、ユーモアたっぷりに
表現されていて楽しいですね。
自分の歌う曲が決まったら
詩を読みましょう。
まずは、訳詩を。
それから出来れば
単語を調べましょう。
簡易なものであれば
ネット上でも調べられます。
単語の意味を味わえるように
なるのは大変ですが
演奏する時の気持ちの入れ方が
ガラリと変わります。
交響詩「海」はドビュッシーが、
1900年のパリ万博で
葛飾北斎作である海の絵を見て
着想したといわれます。
パリ万博での
空前の「ジャポニズム」ブームは、
美術だけでなく音楽も同様に
影響を与えました。
Q.合唱で初めてアカペラの
ルネサンス時代の作品を取り上げています。
どうしても音程と音色が揃わず
苦戦しています。
A.手順としてはこんな感じですすめて
みては如何でしょう?
⚫発声(母音の統一)
⚫音色を揃えるパート練習
⚫ユニゾン、5度音程練習
⚫横の流れと縦の響き合わせ
⚫良く聴いて、味わう耳育て!