Q.30代テノールです。高音を出す時
喉が閉まっているような気がします。
歌い方を学べば、楽になるのでしょうか?
A.(モーツァルトのオペラの動画が添付してあり、
拝聴しました)
確かに、力んで歌っていらっしゃいます。
全く、声楽を学んでいないのであれば
基礎は学ばれた方が良いと思います。
まずは、中音域でレガートの
曲を喉仏を下げたまま歌えるようにしましょう。
口の開け方は、奥歯の辺りから
開くイメージの方が口腔に
スペースができ、発声が楽になると思います。
お試し下さい。
Q.30代テノールです。高音を出す時
喉が閉まっているような気がします。
歌い方を学べば、楽になるのでしょうか?
A.(モーツァルトのオペラの動画が添付してあり、
拝聴しました)
確かに、力んで歌っていらっしゃいます。
全く、声楽を学んでいないのであれば
基礎は学ばれた方が良いと思います。
まずは、中音域でレガートの
曲を喉仏を下げたまま歌えるようにしましょう。
口の開け方は、奥歯の辺りから
開くイメージの方が口腔に
スペースができ、発声が楽になると思います。
お試し下さい。
Q.3月から声楽のレッスンを受け始めました。
今年の発表会が4月だったので
もちろん参加はできませんでしたが、
次回は一曲でも歌いたいと思っています。
来年の発表会はいつでしょうか?
A.来年2024年の声楽発表会は
7月〜9月に催す予定です。
しかし、ホールの抽選が
1年前からなので、会場や
日程はまだ未定です。
声楽の発表会が終わり
5月から学ぶ新曲の
選曲が始まりました。
メールでのやり取りで選曲を
行う生徒さんが多いです。
まずは、生徒さんが学びたい曲を
優先します。
発表会を意識して選曲しても
良いですし、好きな言語、ジャンルで
選曲するのも良いですし、
発表会で他の方が歌った曲で
気に入った曲があれば、
それらを候補にするのも
いいですよね。
Q.先日の声楽発表会を拝聴し
演奏曲目のレベルの高さに驚きました。
オペラアリアを歌ってみたいと
思いました。どのくらい稽古を積むと
あのように歌えるようになるのでしょうか?
A.発表会を聴いてくださりありがとうございました。
オペラアリアを歌われた方でも
大きな声を伴ったご自宅での練習ができず、
教室のレッスンのみという奇特な方もいらっしゃいますが、
声楽の呼吸と発声が上達するのは、
日頃のトレーニングにより速度が違います。
声がもともとよく出て
習得の早い方だと2年目くらいから喉に負担の少ない
オペラアリアから学び始めます。
発表会を聴いてくださった方から
届いた感想メールを抜粋でご紹介します。
・・・・・・・・・・・・
●どの方の演奏も本当にすばらしくて、
1曲ごとに色の違う宝石をいただいてきたような
気持ちです。
●昨日は、かなり上級者の方々の発表会で
びっくりしました。また、お誘いください。
●声楽を他の教室で学ぶ者です。
皆さん、舞台マナーが美しく
発声がしっかりしていて、大変刺激を
受けました。歌う意欲が湧いてきました。
●毎回聴かせていただいています。
次回も楽しみにしています。
・・・・・・・・・・・・
ご来場、誠にありがとうございました。
昨日は、小池先生の伴奏に支えられて
みなさん、素敵な演奏が披露できました。
それぞれが素晴らしい演奏でした。
コロナの制限が解除され、マスクなしで
演奏することができ
沢山の方に聴いていただけました。
ご来場くださった皆様
ありがとうございました。
本番での経験は確実に皆さんの
実力になります。
また次回の発表会へ向けて
頑張りましょう!
今日はファミリエ音楽教室
声楽発表会当日です。
開演:14:00
会場:日暮里サニーホールコンサートサロン
・・・・・・・・・・・・・・・
出演者の皆さんへ
11:00〜自由参加で発声練習を
会場で行います。
出演者の皆さんで希望される方はご参加下さい。
また、リハーサルの際は
演奏時の靴を履いてリハーサルする事を
おすすめします。
・・・・・・・・・・・・・・
新学期になり学校生活に慣れてきて
新しい生活リズムが掴めて
くるころでしょうか。
ファミリエ音楽教室でも
新しい生徒さんたちがレッスンに
慣れてきたように感じます。
生徒さんの中には
学校や生活環境が変わって
練習時間の確保の見直しが
必要になる頃ではないでしょうか?
そんな時は、隙間時間を利用して
各々のペースで頑張ってみてください。
隙間時間の利用は、この先の勉強や
生活で大変役に立ちます。
隙間時間は10分から始めるのがオススメです。
日曜日の声楽発表会のプログラムです。
演奏予定曲全曲を掲載します。
お時間と気持ちに余裕がありましたら
お出かけください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・愛と死 G. ドニゼッティ
・カッチーニのアヴェマリア V. ヴァヴィロフ
・あの唇は薔薇ではなくて S. ドナウディ
・私はジャスミンの花 A. ヴィヴァルディ
・麗しのアマリッリ G. カッチーニ
・夢みたものは 木下 牧子
・からたちの花 山田 耕筰
・アヴェマリア F. シューベルト
・紅の美しい扉よ "A. ファルコニエーリ"
・さようなら G. ドニゼッティ オペラ『連隊の娘』より
・小さな空 武満 徹
・私は家を建てたい G. ドニゼッティ
・ああ、愛する人の S. ドナウディ
・アヴェマリア P. マスカーニ
・ドミネ デウス A. ヴィヴァルディ
・さくら横ちょう 中田 喜直
・ノスタルジア P. チマーラ
・さようなら、過ぎ去った日よ G. ヴェルディ オペラ「椿姫」より
・この胸に息のある限り G. F. ヘンデル
オペラ「ジュリアス・シーザー」より
・クロリスヘ R. アーン
フランス語の歌曲を学ぶ時に
ファーレの作品に魅かれる方が
多いかと思います。
フランス語は、発音が難しい部分もあり
おすすめの録音をよく尋ねられます。
ソプラノのエリー・アメリンク、
バリトンのジェラール・スゼーの
録音がおすすめです。
ベートーヴェンのピアノソナタ後期は
1815年以降で、第28番から第32番までです。
この5曲は今までの27曲とは違った精神性が
支配するようになり、ベートーヴェンが
神へ近づくような内容になっていきます。
人間として孤高の境地になっていく作品群
といって過言ではないでしょう。
中期は1801年から1814年の時期を指します。
ピアノソナタ第12番から第27番までです。
ハイドンの影響から抜け出し、
「傑作の森」と言われる
ベートーヴェンの充実期であり、
より個性的な面が際立っています。
この時期の有名曲は、
第14番「月光」、
第17番「テンペスト」、
第21番「ワルトシュタイン」、
第23番「熱情」でしょうか。
前期(1794年から1800年の間)
ピアノソナタ第1番から第11番までとなります。
作曲年順を見てみると第19番と第20番も
この期間に作曲されていますから、
同じ括りと考えることも出来るでしょう。
前期は、ハイドンが完成させたソナタ形式を
受け継ぎ発展させ、ピアノソナタをより
規模の大きなものにしようと模索し、
4楽章形式を用いたり、
3楽章でも最終楽章を大作にしたりしています。
有名なのは第8番「悲愴」です。
初期を代表する傑作で、
ベートーヴェンの作曲家としての
名声を上げた作品となりました。
4月23日に尾島先生が
「天野雅尋 Tuba リサイタル2023
~ Tuba を知ってもらうコンサート vol.3 ~」に
出演なさいます。
チケット購入は下記をクリックして
お買い求めできます。
___________________
日時: 2023年4月23日(日)開場 15:20 開演 15:50
会場: スペースDo(ドゥ) ※ JR 新大久保駅徒歩約 5 分
料金:全席自由 ¥3,000 学生(25歳以下)¥1,000 高校生以下 ¥500
出演:Tuba 天野 雅尋 Piano 尾島 紫穂 プレトーク・案内人 本田兄妹
曲目:A.プロイヤー : スコットランドの釣鐘草
新井秀昇 : オレンジテューバ
塩見康史 : テューバとピアノのための「椰子の実ひとつ」(委嘱・初演)
J.ウッドワード : テューバ協奏曲より 〜Ⅰ.Ⅲ.Ⅳ 楽章
久石譲 : アシタカせっ記 (もののけ姫より)
P.コリンズ : You'll Be in My Heart
石川亮太 : 四季のファンタジア ― 日本の童謡をめぐって ―(Tuba & Piano ver.)
協賛:株式会社トラフィックエイジア 株式会社スマートペイント 有限会社梅香堂
協力:新宿樽一 蕎麦と玄米「やぶかつ」
現代(1960年頃以降)
現代音楽とは一般的に
西洋クラシック音楽の流れにあり、
20世紀後半から現在に至る音楽を指します。
しかし現代音楽の定義は非常に曖昧で、
他の時代の西洋音楽史の区分のように
様式によって区分されたものではありません。
近代(1890年頃~1960年頃)
19世紀全般を支配したロマン派の音楽から
現代の音楽へと移り変わる過渡期とも言えます。
調性が飽和状態に達して、次第に崩壊へと向かいます。
シェーンベルクが十二音技法を発表した1921年を、
一つの時代の変化と考えることができます。
ロマン派(1820年頃~1890年頃)
古典派のソナタなどの絶対音楽から、
標題を伴うような感情表現を重んじる作品が
登場します。
また調性音楽と様々な様式が生まれ、
高度に発展しました。
※絶対音楽とは、標題音楽に対する用語。
古典派(1750年頃~1820年頃)
バロックでは芸術音楽は教会主体でしたが、
その音楽の場が宮廷や劇場へ広がってきた時代です。
バロック時代の音楽の中心はイタリアでしたが
古典派の大家には、オーストリアやドイツ圏出身の
のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらによって、
ソナタやロンドという音楽形式が発展しました。
バロック(1600年頃~1750年頃)
この時期はルネサンスの対位法の音楽から、
旋律と伴奏をもつ音楽への過渡期とも言えます。
通奏低音がこの時代の音楽様式の特徴を
形作っています。
また長調や短調といった調性音楽が確立しました。
バロック時代の代作曲家J.S.バッハの
亡くなった年をバロック時代の
終わりとしています。
ルネサンス (設定 1400年頃~1600年頃)
ルネサンス時代は中世とバロックの間の期間をさし、
多声音楽(ポリフォニー)が特徴で
その作曲法である対位法が高い水準まで
高められた時期です。
中世(設定 500年頃~1400年頃)とは
ルネサンス以前の長い時代区分です。
中世ヨーロッパで
最も権力を持っていたのは教会で、
音楽も教会のために作られるものがほとんどで
教会での典礼や儀式のために
グレゴリオ聖歌が生まれます。
グレゴリオ聖歌は単旋律の音楽でしたが、
新たな声部(声のパート)を加えるなどして、
多声音楽(複数のパートからなる音楽)が現れました。
古代 (紀元前8世紀頃~)
古代文明は、メソポタミア文明・エジプト文明・
インダス文明・黄河文明の世界四大文明が有名です。
しかし音楽史の古代は一般に古代ギリシアを指します。
なぜなら、ギリシアが様々な古代の文明を吸収し、
音楽を学問と芸術へと発展させ、
やがて中世のヨーロッパに
その音楽理論が伝わり西洋音楽の源と
なったからです。
古代ギリシャでの音楽は学問でもあり
冠婚葬祭や宗教的祭事、演劇、
叙事詩の朗唱のなかで用いられていました。
資料としては、絵画などと共に
古代ギリシア音楽の断片があり、
音楽について書かれた文章も残存しています。
音楽史は大きく分けて以下の
8区分に分けられています。
さて、皆さんが学んでいる曲は
どの時代に作られたものでしょうか?
明日から各時代の特徴を学んでゆきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
古代(紀元前8世紀頃~)
中世(500年頃~1400年頃)
ルネサンス(1400年頃~1600年頃)
バロック(1600年頃~1750年頃)
古典派(1750年頃~1820年頃)
ロマン派(1820年頃~1890年頃)
近代(1890年頃~1960年頃)
現代(1960年頃以降)
例年は秋に催していた声楽の
発表会ですが、コロナで延び延びになり
今年の春、4月23日に催されます。
コロナで声楽のレッスンが難しいときでも
自主練習をしたり、マスクありの息苦しい
レッスンを重ねながら、皆さん舞台に
臨みます。
オペラアリア、イタリア歌曲、
フランス歌曲、日本歌曲、ドイツ歌曲などを
披露します。
会場は日暮里サニーホール
コンサートサロンです。
開演時間14:00です。
どうぞ皆さんいらしてください。