2020年6月7日日曜日

合唱は古代ギリシア生まれ?

ギリシアの円形劇場を写真などで
見たことがありますか?

遠い昔、円形劇場では様々な出し物が
繰り広げられてきました。

悲劇や喜劇も人気の演目でした。
ギリシア悲劇で重要な役割を果たしたのは
「合唱隊」でコロスと呼ばれていました。

皆さんも、お気付きでしょう。
このコロスが現在のコーラス(合唱)の
語源となりました。

2020年6月6日土曜日

楽器の日

今日は「楽器」の日。

楽器や舞踊などは、
6歳の6月6日から習い始めると
上手になるとされています。

実は、世阿弥の著「風姿花伝」が由来です。
室町時代に能を大成した世阿弥が著した能の理論書、
「風姿花伝」の中に・・・

「習い事を始めるには数え7歳(つまり満6歳の年)
がもっとも良い」と説いています。

おおまかには:

・七歳くらいで始めるのが良い。
・どんな子でも、やりたいようにやらせておくと、自然に個性が見えてくる。
・初めはあまり細かく教えたり、口うるさく注意したりすると、
 やる気を無くしてしまう。
・基礎的なことだけを教え、それ以上のことはさせてはいけない。

世阿弥先生も、のびのびと楽しく「褒めて伸ばす」教え方を
推奨されていたのですね。

2020年6月5日金曜日

9人の女神

「音楽」をイタリア語ではmusica、
英語ではmusic、フランス語ではmusique、
ドイツ語ではMusikといいます。
いずれもギリシャ語の mousike (ムーシケー)が語源です。

ムーシケーは、
ギリシャ神話12神の一人であるアポロンに仕える
女神(ムーサmousa)に由来し、
英語ではミューズといわれます。

このアポロンに仕える女神は1人ではなく
前8世紀に活躍したヘシオドスの「神統記」によると
9人の女神からなるとされています。

ギリシャ中央のパルナッソス山に住み
それぞれの文芸を司っていました。

カリオペ     叙事詩
クレイオ    歴史
エウテルペ    叙情詩(又は器楽) 
タレイア     喜劇
メルポメネ   悲劇 挽歌
テルプシコラ 舞踏 合唱歌舞
エラト    独唱歌
ポリュムニア 讃歌 
ウラニア    占星術  天文

古代ギリシア人にとって
ムーシケーとは、「音楽」のみを
意味するのでなく、様々な文芸に通じた
総合芸術を意味していたのだと感じます。


2020年6月4日木曜日

クリストフォリ

現在のピアノの原型を作ったのは、
イタリアのクリストフォリ(1655~1731)です。

チェンバロの音が強弱の変化に乏しいことを
不満に思ったクリストフォリは、
1700年頃、爪で弦をはじいて鳴らす代わりに
ハンマー仕掛けで弦を打って鳴らすという、
現在のピアノにつながるメカニズムを発明しました。

このメカニズムを備えた楽器を
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
(弱音も強音も出せるチェンバロ)と名付けました。

 この名前を短くつめて、現在は「ピアノ」と呼ばれています。

2020年6月3日水曜日

エルンスト クライドルフ

絵本でクライドルフをご存知の方も
多いのではないでしょうか。

エルンスト・クライドルフ(1863-1956)
スイス生まれの画家・詩人。
生涯で25冊の絵本を制作し、
そのほとんどは文章も自分で手がけた。
ユーゲント様式の代表的な絵本画家とされる。
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童話屋1982年初版の詩画集
「妖精たち 小人たち」を久しぶりに
手に取りました。
今、音楽会は催せませんが、
「音楽会」の詩があったので
ご紹介します。
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   音楽会

ヴァイオリンがきこえる
ラウテの音がきこえる
ベースがひくくうなり
たいこのとどろきもまじる

花ざかりの蔓にすわった
妖精たち 仙女たち
楽の音にひかれて
おのずとあつまってきたお客さま

ダンスのためではありません
楽士たちはただひたすら
お耳をたのしませようとして
あまやかに奏でたてているのです



2020年6月2日火曜日

声楽発表会中止のお知らせ

昨日、2021年の古楽祭り開催のお知らせを
させていただいたのですが、
2020年9月20日に日暮里サニーコンサートサロンで
予定されていた声楽の発表会は、準備期間が短く、
またクラスター感染を懸念し中止と致しました。
またみんなで楽しい発表会が出来る日が一日も
早く来ますように!

2020年6月1日月曜日

2021年フェスタ ディ ファミリエ

本日、サニーホールコンサートサロンの
抽選会がありました。
来年6月の抽選です。
コロナの為、電話での抽選会でした。

2021年6月26,27日の両日が
確保できました。

今年は開催できませんでしたが
来年こそは、みんなで古楽祭りを
楽しみましょう!!

2020年5月31日日曜日

ピアノレッスン再開

明後日よりピアノの個人レッスンを
再開致します。
感染防止に気をつけ、手洗い
マスク、検温、ソーシャルディスタンスを守り
気持ちの良いレッスンを
心がけたいと思っております。
みなさんもレッスン前にご自宅で
検温を忘れずにお願いいたします。

2020年5月30日土曜日

スカルラッティ

イタリア古典歌曲の「すみれ」は
アレッサンドロ スカルラッティの作品。
アレッサンドロはカンタータやオペラなど声楽作品を
多く作曲し、ナポリ楽派の始祖とも言われています。
ウィーン古典派への橋渡しをしたとも
考えられる作曲家です。

そしてアレッサンドロの息子
ドメニコ スカルラッティ。
555曲の単一楽章のソナタなど
主に鍵盤曲を残しています。

ピアノを学んでいる方はお目にかかったことが
あるかもしれません。
どちらも音楽史に名を残した作曲家です。

2020年5月29日金曜日

天井桟敷

もう10年前ほどになりますが
ミラノに滞在している頃
スカラ座の天井桟敷席でオペラや
バレエを観劇しました。
天井桟敷のチケットは、点呼のために
何度かオペラ座の脇の道に沿って並ばねばならず、
レッスンや授業の合間を縫って点呼の列に
急いで並んだのも、今となっては良い想い出です。

2020年5月28日木曜日

バーナム

『バーナム ピアノ テクニック』は、
アメリカのピアノ教育家で作曲家のエドナ・メイ・バーナム
によるピアノテクニックの教本です。

アメリカでは1950年に出版で、
日本版の初版は1975年。
2020年から数えて45年前になります。

ミニブック、導入書を含め
1巻~4巻の計6冊あります。

シンプルな棒人形のイラストに
「片足とび」「深呼吸」
「スキップ」「ジャンプ」など、
子どもに分かりやすい題名がついていて
曲想や動作のイメージしやすいのも特徴的です。

2020年5月27日水曜日

ピエトロ・チマーラ

作曲家のご紹介。

ピエトロ・チマーラ(Pietro Cimara:1887年 - 1967年)は、
イタリアの作曲家。ピアニスト。指揮者。

ローマのサンタチェリーリア音楽院でレスピーギに作曲を学び、
1927年から約30年間はニューヨークのメトロポリタン劇場で活躍しました。
しかし彼の生涯については、あまり詳しく伝えられていません。

彼の声楽作品集は日本でも出版されています。

興味のある人は
ハインリヒ・ハイネの詩による「郷愁」や
ジョヴァンニ・パスコリの詩による「雪は降る」 など
学ぶのもいいかもしれません。

2020年5月26日火曜日

インヴェンション

インヴェンションといえばバッハが有名です。
器楽曲の1ジャンルで、2声体の鍵盤楽曲のことをいいます。
また、3声体の鍵盤楽曲は「シンフォニア」といいます。

イタリアやドイツのバロック音楽のジャンルで、
イタリア語ではインヴェンツィオーネ(invenzione)、
ドイツ語でインヴェンツィオーン(Invention)といいます。


バッハのインベンションは、教育的な意図から作曲され、
ピアノの学習者の教材に利用されることが多いですが、
多数のチェンバロ及びピアノ演奏家が様々なアプローチで録音を残しています。