今日は七夕です。
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ささの葉 さらさらのきばに ゆれる
お星さま きらきら
きんぎん すなご
ごしきの たんざく
わたしが かいた
お星さま きらきら
そらから みてる
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文部省唱歌の「たなばたさま」の作詞家は
童謡詩人の権藤花代。
権藤花代(1899年- 1961年)アララギ派の歌人伊藤生更は実兄。
アララギ系歌人らしく主観を押しつけない表現で
冒頭の「サ」音の連続が印象深く
「さ」音の響きで静かさを感じます。
一番の「お星さま」は、下から見上げている星。
二番の「お星さま」は空から見ている星。
七夕飾りの傍らに佇む子供が夜空を見上げ、
お星さまと会話をしているような美しい情景を
感じながら歌ってみませんか。