ある声楽の生徒さんは、ご自分の練習を録音して聴いています。
「録音して聴く」は、手間がかかりますが、上達における早道です。
一目瞭然ではなく、一耳瞭然です。
その生徒さんは、ある特定の音や母音で響きが抜ける(声の芯が弱くなり音色が変わること)ことに気付き、改善することを考えました。素晴らしい!!
導き出した答えは、抜ける声の一つ前の声を充実させること。
するとどうでしょう。抜ける声もなくなり、フレーズが生き生きとしてきました。
自分で導き出した答えを、講師に確認してもらい問題がなければ、自分で築いたテクニックとなります。これは大きな自信にもつながります。