2020年5月18日月曜日

ドレミの起原

階名の「ドレミ」は、
イタリア人グイード・ダレッツォ(990年頃生)が
「聖ヨハネの夕べの祈り」の各節の
頭の音が1音ずつ順に上がっていくことを利用して、
その最初の言葉を音を示す音名に利用したものとされています。

(ウトゥ)Ut queant laxis
(レ)  resonare fibris,
(ミ)  Mira gestorum
(ファ) famuli tuorum,
(ソル) Solve polluti
(ラ)  labii reatum,
(?)  Sancte Ioannes.

次第に最初のUt(ウトゥ)が、
Dominus(支配者、主)の「ド」と変わったと言われています。

気付きましたか?
「シ」はどこにあるの?
Saだったの?

明日につづきます。