最初、「ウト、レ、ミ、ファ、ソル、ラ」までの
6音しかなく、
それ以上の音を歌う場合は、「シ」が
ないので、「読み替え」をしていました。
音の読み替え「変換(mutatio)」は、
またの機会に譲るとして。。。
その後、誰かが「シ」に相当する音を名付ければ、
いちいち読み替えなくても良いことに気づき!
ヨハネ賛歌の最後の歌詞の
「Sancti Iohanes(サンクティ ヨハネス)」から
SとIを組み合わせて、音名を「Si(シ)」と名付け、
今の「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」という
1オクターブにわたる呼び方が成立したようです。
めでたしめでたし。