「湖上の美人」あらすじ
舞台は16世紀のスコットランド。
王から反逆罪で追放された伯爵ダグラスの娘エレンは
狩りの途中で道に迷った若き国王と出会います。
正体を明かさずにお礼として自分の指輪をエレンに渡し、
その場を後にする若き国王。
その後エレンの父は反乱軍のリーダーとして国王と戦い、
最後は敗れてエレンの恋人マルコムと共に捕えられます。
そこでエレンが聖母マリアに父の無事を祈り歌ったのが、
このアヴェ・マリアです。
「何か困ったことがあればお城に来て指輪を見せるように」
との言葉を頼りにエレンはお城に向かいます。
そしてあの時道に迷っていた青年こそが
父たちを捕らえた国王だと知るのでした。
エレンに心惹かれる国王でしたが、
結局は約束通りに父と恋人マルコムを釈放し、
二人はめでたく結ばれるのでした。