2021年11月14日日曜日

堀内敬三

11月の歌で取り上げている

シューベルト「アヴェマリア」の

日本語詩の作者は堀内 敬三です。

堀内 敬三は、明治30年生まれ、昭和58年没。

日本の作曲家、作詞家、訳詞家、音楽評論家。

「音楽之友社」の創立者でもあります。

生家は「浅田飴」。

音楽の道を志望していましたが、

生家の賛同が得られず、ミシガン大学へ留学。

後に、マサチューセッツ工科大学大学院を終了。

留学中はサラリーマンの平均月給が70ドルの時代に

月額200ドルの仕送りを受け、

週末になるとボストンからニューヨークまで通い、

演奏会や芝居を観劇していたようです。

ここで音楽評論の下地が出来上がったのでしょうか。

しかし、関東大震災により神田の生家は全焼し、

アメリカでの生活は断念。

帰国後は、父親の会社で働くも、音楽に熱中し、

翻訳、作曲、作詞、放送、音楽教育関係の仕事を次々と行う。

大正15年に曲がヒットしたことにより

ついに、音楽の道に進むことを父に許されました。