生徒の皆さん
レッスン前の手洗い
ありがとうございます。
手洗いの後のアルコール消毒は
手を良く拭いてから行ってください。
新学期に向けてピアノ体験レッスンの
お問い合せが増えてきています。
曜日別の講師は以下の通りです。
月曜日:尾島講師
火曜日:藤山講師、小池講師
水曜日:小池講師
木曜日:小池講師、尾島講師
金曜日:小池講師、尾島講師
土曜日:糸川講師
谷中銀座に
「やなか音楽ホール」という
響きの良いホールがあります。
3月に小池先生がピアノデュオの
第4回コンサートにご出演です。
教室の掲示板にチラシがあるので
どうぞ持って行ってください。
今日は、モーツァルトの誕生日。
先日、クレメンティとモーツァルトとの競演の
記事を載せましたが、
1781年の12月24日、
皇帝ヨーゼフ2世の御前演奏の内容がどうだったか
モーツァルトの手紙によると、
「クレメンティはソナタを1曲弾き、
モーツァルトは何か変奏曲を弾き、
その後、かわるがわるそのとき与えられた曲を弾いたりしたようです。」
競演後の二人のお互いの印象は対照的で、
モーツァルトは父宛の手紙の中で、
「クレメンティは、素晴らしいチェンバロ弾きだが、
単なるいかさま師で、趣味や感情のひとかけらも持っていません。
要するに彼は単なる機械的演奏家なのです。」と手厳しく批判しています。
一方、クレメンティの方は、
モーツァルトのこのときの演奏について
後に「私は、あのときまであれほど魂のこもった
優美な演奏を聴いたことがなかった」と回想しています。
しかし、この競演を聴いてみたかったですね。
Q.ハ行が特に聴こえないと言われます。
A.ハ行が聴こえないのであれば、
ドイツ語のchの発音を使いましょう。
習得方法:
Ach「アッハ」と発音し、
「ッハ」の時に口腔内で息が
当たっている場所を覚えます。
その息の使い方でハ行を歌ってみましょう。
chの発音の長さを調節すると、
より美しい日本語になります。
Q.日本語で歌っているのですが
発音が聴取れないと言われます。
どのように歌えば良いのでしょうか?
A.子音を立てて歌いましょう。
発音がしづらい「〜行」はありますか?
経験上、カ行、ハ行の習得に
時間がかかりました。
今日は、作曲家クレメンティの誕生日。
クレメンティの作品で一番知られているのが、
「6つのソナチネ」作品36でしょうか。
元々は、裕福な貴族の娘のために書かれた教育的作品で、
第1曲から番号が増えるにしたがって、
技術的に難しくなっています。
クレメンティは、ヨーゼフ二世の御前で
モーツァルトと競演をしているほどの腕前で、
ソリスト引退後は、指揮者、教育者としてだけでなく
楽譜出版や楽器製造など
実業家としても音楽界に貢献しました。
クラシックの歌声は喋る声と違う場合が多いです。
それは、声を鼻腔や口腔などで増幅させて
いる為で、響きが豊かになるからです。
稀に持ち声が良く響く声の人がいます。
その人は俗に「良い声」と言われます。
クラシックの歌声の様に良く響く声で
喋れるようになると、普段も「良い声」に
なれ、また発声時間短縮にも役立ちます。
声楽の生徒さんのレッスンより
Q.家で練習していると何が正しいのか
分からなくなります。
A.自分も経験があるので、良く分かります。
大学時代、教授の指示の下歌うと
出来ることが、独りで歌ってみると出来ない。
もしくは家で間違った方法で練習してしまう。
そして教授に軌道してもらうの繰り返しで
体得してゆきました。
ポーコ ア ポーコですね。
今日は狂詩曲「スペイン」で有名な
フランス人作曲家:シャブリエの誕生日。
ドビュッシーやラヴェルに先駆けて、
近代フランス音楽の流れを作った作曲家。
幼い頃からピアノや作曲に興味を示し、
ピアノの腕前は天才といわれるほど。
しかし、父親の強い勧めで法律を学び、
内務省に就職。公務員生活の傍ら、
フォーレら作曲家と親交を持ち、
独学で作曲の勉強をつづけました。
ついに39歳で内務省を退職し、
作曲家としての活動を本格的に開始。
ワーグナー好きを自認しスケールの大きな
作品も多い中、沢山のピアノ作品も残してくれています。
「みんなで歌おう」の1月の曲は
昨年のシューベルトに続き、
《グノーのアヴェ・マリア》を取り上げています。
1859年にシャルル・グノーが大バッハの
《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》の
「前奏曲 第1番 ハ長調」を伴奏に、
ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞に用た声楽曲で、
グノー作曲の際に、バッハの元曲に
1小節新しい音形を挿入しています。
と、ここまでは皆さんがよく知っている
知識ですね。明日は、グノーのアヴェマリアの誕生秘話を
掲載します。
グノーのアヴェマリアは、
グノーの即興演奏から誕生しました。
グノーの即興演奏を聞いていた、
音楽教育家のP・ツィメルマンが、
ヴァイオリン、ピアノとハーモニウムの曲にして、
1853年、「バッハの平均律による瞑想曲」として
楽譜を売り出し、大ヒットしました。
さらにツィメルマンはアレンジを加え、
「アヴェ・マリア」のラテン語歌詞をつけ
「グノーのアヴェ・マリア」として発表しました。
このツィメルマンの門下には
ビゼーやフランクといったフランスを代表する
作曲家がいます。
そして、娘のアンヌはグノーの結婚相手となっていますから、
グノーの義理の父でもあります。
「グノーのアヴェ・マリア」は、義理の父とグノーとバッハ
の共同作品といっても過言ではなさそうです。
二日前の声楽レッスンより。
Q.日々の発声練習で高音域まで出るように
なりました。曲の中で高音をPで歌うよう
指示があります。どうしても突っ張ったような
声になってしまいます。どのように練習をすれば良いでしょうか?
A.なるほど。高音を歌った時に「声の響き」が
自分から離れていない状態ですね。
まずは、突っ張り始めの音を探しましょう。
音の高さは、2点ド〜ミ♭あたりから始めましょうか。
伸ばしても声が突っ張らない音から
「腹筋の支え、顎と咽頭部の弛緩、3腔の開放」の
バランスをとりながら、デクレッシェンドをする
感覚を身体に覚え込ませて行きます。
この練習をしていると、徐々にPで歌える音域が
上へ広がって行きます。焦らず、続けて行きましょう!
児童向けの伝記書でもお馴染の
シュバイツァーは、 20世紀のヒューマニスト。
今日は、シュバイツァーの誕生日。
30歳の時、医療と伝道に生きることを志し、
アフリカの赤道直下の国ガボンで、
医療などに生涯を捧げた人物で
「密林の聖者」と呼ばれている。
また、音楽にも精通し、バッハ研究でも有名。
「人生の惨めさから逃れる方法は二つある。
音楽と猫だ」という言葉を残している。
Q.久しぶりに合唱の練習にでたら声が
出なくて驚きました。以前のように
声が出るようになるのでしょうか?
A.はい、歌う声を頻繁に使うようになれば
声はまた出るようになります。
普段の喋り声は、音域を必要としませんので
早く戻したければ、一日10分の
発声練習を続けてください。
標題は、シチリアのオペラ作曲家
ステーファノ・ドナウディの歌曲集の名前です。
ドナウディは、シチリア島のパレルモに
フランス人の父とイタリア人の母の間に生まれ、
17歳のときにパレルモ音楽院に入学。
23才の時、ドイツ、ハンブルクで
初演されたオペラ「テオドール・ケルナー」によって
楽壇に名を知らしめました。
美しいメロディーが多いこの歌曲集は
全音から出版されています。
5日に紹介したピアニスト:ポリー二が
師事したピアニストの
ミケランジェリの誕生日も1月5日 。
生前より伝説的なピアニストと称される一方で、
奇行の多さも有名であり、
国際コンクールで優勝してから
その圧倒的なテクニックと
比類のない美しいピアノの音色で瞬く間に名声を確立。
非常に強い完璧主義故にコンサートのキャンセルが
頻発であることも有名で
年間にとり行われた演奏会が10回に
満たないという年も珍しくなかった。
また、そのキャンセルが多く
聴く機会が貴重な演奏会が更に評判を呼び、
一層ミケランジェリというピアニストを
伝説に押し上げて行ったのかもしれない。
今日は、フランスのピアニスト・作曲家・音楽教育者
アンリエット・ピュイグ=ロジェの誕生日。
「ロジェ先生」の名でご存知の方も
多いのではないでしょうか?
1933年にローマ大賞第2位となりプロの道を
スタートさせ、主にフランスで華々しい
活躍を続けながら1957年より
パリ音楽院で伴奏法を指導した。
母校のパリ音楽院を退官後、来日し、
東京藝術大学ピアノ科にて教鞭を執ったことでも有名。
1988年モービル音楽賞受賞。
今日はフランス六人組の一人
フランシス プーランクの誕生日。
プーランクの実家は大製薬会社で、
裕福に育った生粋のパリジャン。
幼時から母親の手ほどきにより
モーツァルトを手本にピアノを習い、
10才の頃にはシューベルトの歌曲に
夢中になったといいます。
のちのプーランクの作品に
偉大な作曲家2人の面影を
見つけるのは難しい感じもしますが、
プーランクらしさの音楽の芽を
育てたのはこの二人だったのかもしれませんね。
年末年始は家族でのイヴェントが続き、
練習から遠のきますね。
そんな時は、
「まず5分弾いてみる?」
「右手と左手3回ずつ弾いてみる?」
と誘ってみましょう。
まずは、ピアノに向かうこと、
手を動かし始めることを目標に
声がけしてみましょう。
今年のグラモフォンカレンダーの
トップバッターはイタリア・ミラノ出身の
ピアニスト:マウリツィオ・ポリーニ。
そして今日は、ポリーニの誕生日。
18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールに審査員全員一致で優勝。
その後10年近く、国際演奏活動から遠ざかり、
さらなる勉強に重点を置き、
直ちに多忙な演奏生活に入ることを
避けたと言われている。
その10年の間、ミラノ大学で物理学を学んだり、
イタリアの名ピアニスト
ミケランジェリに師事するなど、研鑽を重ねた。
1995年より、ザルツブルク音楽祭で自身の企画による連続演奏会
「ポリーニ・プロジェクト」を開始し
プロジェクトは現在も続いている。
シニアピアノの問い合せがありました。
Q.友人がそちらのシニアピアノに通っていて
紹介してもらいました。
60代男性ですが、大丈夫でしょうか?
A.はい、もちろん大丈夫です。
60代〜80代の7名の生徒さんが通っています。
そして、男性の生徒さんもいらっしゃいます。
グループレッスンではなく、ワンレッスン45分の
マンツーマンのレッスンで、
各々のペースを大切にレッスンしています。