今日は、19世紀末から20世紀初頭の
ロシアを生きた異色の作曲家
スクリャービンの誕生日。
初めは陸軍兵学校に進みました。
学業が優秀で音楽の才能が高かったので
特別にモスクワ音楽院でも学びました。
その後、虚弱体質もあり周囲の勧めで、
正式にモスクワ音楽院に転学しました。
当時同級生にセルゲイ・ラフマニノフがおり、
ピアノ卒業試験においては、
ラフマニノフが1位、スクリャービンが2位でした。
初期は「ロシアのショパン」と
呼ばれるようなロマンティックな
作風だったのですが、
中期から後期にかけては、
独自の哲学的意図を実現させる
神秘主義的な作風へ変容してゆきました。