あの少年はフランス人作曲家
モーリス ラベルです。
左は弟エドワール、中央はお父さんです。
活発な二人はとても仲がよく、
近所から苦情が出るほど騒がしく、
母マリーは「小さな悪魔たち」と呼んでいました。
モーリスは、手品や魔法に関心をもち、
人をびっくりさせるのが大好きで、
友だちを驚かすために役に立ちそうな本を、
小遣いをためては買いました。
また、マッチ箱で精巧な小さな家をつくったりもしていました。
また、機械ものが大好きで、
『ボレロ』の永遠につづくかのようなリズムの繰り返しは、
工場の機械音が発想の元とラヴェル自身が告白しています。