2022年3月31日木曜日

交響曲の父

今日は、オーストリアの作曲家で

古典派の音楽様式を確立し、

交響曲の父と言われる

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの誕生日。

交響曲とは、管弦楽によって演奏される

多楽章構成の楽曲で、

シンフォニーとも呼ばれます。

ピアノでソナタを弾いたことがある生徒さんは

「管弦楽のためのソナタ」と考えると

楽曲構成が身近に感じることが出来ます。

原則として4つ程度の楽章によって構成され、

そのうちの少なくとも1つの楽章がソナタ形式であること

が定義とされていますが、

特に近現代においては例外も多いです。

ハイドンやモーツァルトの交響曲形式は、

第1楽章 - ソナタ形式

第2楽章 - 緩徐楽章(変奏曲または複合三部形式) 調は第1楽章の近親調

第3楽章 - メヌエット 主調(第1楽章と同じ調)

第4楽章 - ソナタ形式またはロンド形式 主調または同主調

が標準的な形です。