ピカルディ終止とは、
短調の曲の最後が、
本来の短調の主和音(短三和音)でなく、
同主調の長調の主和音(長三和音)
で終わること。
どういうことかというと、
暗い雰囲気のまま終わらず
最後の和音だけ明るくなって
終わります。
ピカルディ終止はバッハの作品で
多く使われている終止方法です。
ピカルディという名称の由来は
フランスのピカルディ地方で
教会音楽の中でこの終止法が
誕生したという説があるようです。
ショパンのノクターンも、
「ピカルディ終止」の技法を多く用いています。
発表会でもピカルディ終止を見つけてみませんか?