2022年11月21日月曜日

明るく終わる!?ピカルディ終止

ピカルディ終止とは、

短調の曲の最後が、

本来の短調の主和音(短三和音)でなく、

同主調の長調の主和音(長三和音)

で終わること。

どういうことかというと、

暗い雰囲気のまま終わらず

最後の和音だけ明るくなって

終わります。

ピカルディ終止はバッハの作品で

多く使われている終止方法です。

ピカルディという名称の由来は

フランスのピカルディ地方で

教会音楽の中でこの終止法が

誕生したという説があるようです。

ショパンのノクターンも、

「ピカルディ終止」の技法を多く用いています。

発表会でもピカルディ終止を見つけてみませんか?