テオドール・エステン(1813 - 1870)
エステンは、ドイツのピアノ教師で作曲家。
エステンは、子供の頃から音楽への興味が強く
様々な管・弦楽器の演奏を覚える才能に
長けていたといいます。
19歳でベルリンに行き様々な作曲家に師事し
作曲の修業を了える頃には
ベルリンで引く手あまたの人気ピアノ
教師として活動を始めました。また
サロン風のピアノ小品は大変人気を博し
成功を収めます。
シューベルトの歌曲《魔王》のピアノ版を
手がけたのもエステンです。
「アルプスの鐘」
「アルプスの夕映え」
「お人形の夢と目覚め」
「花売り娘」などが特に有名で
発表会で頻繁に演奏されます。