2024年5月6日月曜日

「音楽的」は呼吸や声と関係する!?

音楽的にするには「表現」と「テクニック」が必要となってきます。

そこで「表現」は「強弱・リズム感」、「テクニック」は「均等に安定した音色で正確に演奏する技術」のことと言えるでしょうか。

そうすると「センスのない演奏」とは「テクニックがあるにもかかわらず、表現を考えていない演奏」となります。

センスのある演奏にするためには「自分のテクニックの範囲で、表現に意志をもって演奏してみる」ことが重要です。

もっと具体的に言えば、「あなたにできる範囲で、音の強弱、リズム感、音色などを考えた演奏」と言い換えられます。

そして、表現力に優れた演奏の基本は「旋律が、人間の呼吸や声にとって自然である」ことです。そのような演奏にするためには、旋律の中に適度に息継ぎの間があり、抑揚があることが大切です。演奏者である自分の呼吸を、旋律としっかりシンクロナイズさせてみてください。