Kさん(30代女性)
Q.合唱を10年以上やっています。最近、独唱のレッスンを
受けるようになり、「息が漏れている」や「頭声に抜きすぎている」と
ボイストレーナーの先生に指摘されます。
どうしてもふわふわしたような芯のない発声になってしまいます。
(その後、リモートレッスンで声を聴かせていただきアドヴァイスを
お渡ししました。)
A.合唱で声や音程を合わせるのに必要な発声は良く出来、
音程の取り方は和音感があり正確で、軟口蓋の高さの保ち方が
素晴らしいと思いました。
独唱となると、仰る「芯」というものを欲しい気持ちも分かりました。
●腹筋の支えをどう声に反映させるのか。をまずはポイントにしました。
①ゆっくりした曲を選ぶ。
②「(一音一音:一語一語)発音と同時に支えながら歌う」を繰り返す。
※②を行う際にフレージングやブレスの位置は一切気にしないこと。
Kさんの感想:一音一音支えて歌った時のほうが、喉に負担を感じず
声が前に出ているようでした。後頭部に感じる響きに加えて、
顔面の方にも響きが集るのを感じました。次回は支えを持続する
方法を知りたいです。