2020年8月28日金曜日

バッハの長男

大バッハの息子たちで音楽家になったのは、

長男、次男、七男、九男。

長男は、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710~84)

音楽的才能に恵まれていたことから、

大バッハが最も愛し、高く評価していたといわれる息子。

大バッハはフリーデマンが9歳の時に一冊の音楽帳を書き始め、

それには、後に「インヴェンション」や「平均律クラヴィーア曲集第1巻」

の一部となる作品の初稿が含まれている。

彼は、ライプツィッヒ大学で法律を学び、1746年から、

ハレの聖母教会オルガニストになり、ハレのバッハとも呼ばれている。

しかし性格的な難しさから職場での折り合いが悪く、

1764年にこの職を辞任してしまう。

以後は定職にも就かずに、荒れた貧困の晩年を送った。

貧困な状態になってからは父親から相続した楽譜の多くを

売り払ってしまったといわれている。

フリーデマンは、作曲よりも即興演奏の方を好み、

またそれに卓越していたと伝えられる。