今日は、エリック サティの誕生日。
パリ音楽院の担当教授から「才能がない」と否定され
なんと音楽院を除籍されてしまったサティ。
その後、カフェ・ピアニストのアルバイト生活を続けながら
モンマルトルに居を移し、カフェ黒猫で
ピカソやコクトーといった芸術家と交流を深めながら
「コラボ」に挑んでいきました。
ルネ・クレール監督の実験映画『幕間』(1924)では
作曲に加えて出演も果たし、
20世紀初頭パリのアート・シーンと
エンタテインメント・シーンを股にかけて活躍しました。
音楽界の異端児といわれた彼の人生は作曲家にとどまらず
人物そのものがアートだったといっても
過言では無いでしょう。