今日は、以前ブログで紹介した
フランスの映画『めぐり逢う朝』の主人公
作曲家 マラン マレの誕生日。
マラン・マレ(1656年ー1728年)
マレが1725年に書いた曲に「膀胱結石手術図」があります。
なんとも凄い題名ですね。彼の実体験を元に作曲された曲です。
「手術室へ入る」「怖くなって手術台から降りる」
「決心してもう一度上がる」「痛すぎて声も出ない……」など、
手術の恐怖や、心情が楽譜に言葉と共に書かれています。
しかもこの時代はまだ麻酔がありません。。。
この作品は4つの曲で構成されていて、
「前奏曲」「膀胱結石手術図」「術後のお祝い」「後奏曲」の4曲です。
当時の楽譜は、曲名を飾り文字や絵柄で装飾されています。
その装飾が「膀胱結石手術図」は、いばらの蔓
「術後のお祝い」は、花で飾られています。
その装飾からも痛みと嬉しさがひしひしと伝わってきますね。