小池先生のリサイタルのメインプログラムに
シューベルトのピアノ・ソナタ第13番が
入っています。シューベルトのピアノソナタの中でも
人気の高い作品です。
1819年7月頃(当時22歳)
シューベルトは、オーストリアのシュタイアに旅行し、
シェルマン博士の家で滞在した際、
可愛らしくてピアノが上手に弾ける少女
ヨゼフィーネ・フォン・コラーと知り合いました。
彼女がシューベルトのリートを歌ってくれたことに感謝し、
ピアノ・ソナタを捧げたのだと言われています。
22歳のシューベルトと18歳の少女の青春ですね。