今日は、赤毛の司祭と呼ばれた
アントニオ・ヴィヴァルディの誕生日。
イムジチにより世界に紹介された
「四季」があまりにも有名ですが、
実は20世紀になって復活上演されるまでは
ヴィヴァルディの名前は忘れ去られていました。
ヴェネツィア出身で、カトリックの司祭、
孤児院の音楽教師、作曲家、バイオリン奏者、
そして劇場支配人までこなす
マルチな人物でした。1739年の手紙の中で
「写譜屋が写譜を行っている間に、
協奏曲の全パートを作曲できる」(「イタリア書簡集」より)
と豪語するほどの速筆で、厖大な 作品を残しました。
1725年47歳のヴィヴァルディの肖像画。
F.M.ド・ラ・カーヴによる銅版画。