今日はチェコの作曲家
ベドルジハ・スメタナ(1824〜1884)の
誕生日です。
スメタナは幼少から音楽の才能を発揮し、
ピアノと作曲の勉強をするために、
10代の終わりには独りでプラハに上京しました。
その時代のチェコでは、オーストリアの支配から抜け出し
自国の文化を守ろうとする運動が盛んでした。
スメタナもこの運動を支持し、「チェコ国民の音楽」を創造すべく
民族的な要素を生かした作品を次々と発表していきました。
代表作は、聴力を失いながらも構想から7年の歳月を
かけて書き上げた連作交響詩「我が祖国」などがあります。
「我が祖国」は6曲の交響詩からなっていて,
その第2曲が「ブルタバ(モルダウ)」です。
(1878年:54歳のスメタナ)