2024年11月30日土曜日

コンクール予選:ドレスコード

Q.ピアノコンクールに初めて参加します。本選を見に行ったので、本選のドレスコードは想像がつきます。予選は「平服を推奨します」と書かれていました。どんな感じでしょうか?

A. まずは、演奏しやすい服装を念頭におきましょう。そして平服ですが、普段使いよりも気持ちよそ行きな感じで大丈夫です。男の子であればチノパンや黒いパンツにに白シャツとベスト、女の子はワンピースやスカートにブラウスで大丈夫です。お子さんの場合、成長が早くてステージ用の靴を毎回用意するのが大変だとは思いますが、履き古されたスニーカーはやめましょう。

2024年11月29日金曜日

誰かに聴いてもらう

コンクールや本番前には人前での演奏回数を沢山持ちましょう。ホール練習でなくても誰かに聞いてもらうことは大切です。先生や音楽関係者でなくとも、家族やお友達に聴いてもらいましょう。コンクール二週間前からは毎日誰かの前で演奏しましょう。またピアノ弾き合い会などにも積極的に参加し、さまざまなピアノで弾いておくのもオススメです。

2024年11月28日木曜日

声を前に出すには?

Q.合唱団の指導者に「声を前に出して」と言われます。どのようにしたら良いでしょうか?

A. 「声を前に出す」には、「ハミングの位置でいかに響かせるか」がヒントです。しかしながら指導者の求める「前に響いた声」がどういう種類なのか理解する必要があります。もしも合唱団に指導者の意図を汲み取っているヴォイストレーナーがいたらば、方法を尋ねるのがベストです。

2024年11月27日水曜日

順番にご案内させていただいております。

ピアノ体験レッスンのお申し込みをありがとうございます。体験レッスンは、順番にご案内しており、体験レッスン枠ご紹介に1週間ほどかかってしまうこともございます。また体験レッスン枠をご紹介させていただいて、5日以上お返事がない場合は、次の方へご案内させていただきます。どうぞご理解をいただけますよう、お願い申し上げます。

2024年11月26日火曜日

癖をとるのは時間が必要?

誰にでも演奏の際に出る癖があるものです。その癖が「味わい」になれば良いのですが、ことクラシックにおいては演奏テクニックになるべく癖がないようにしなくてはなりません。ピアノのタッチや声楽の口の開け方など音を作り出す際に癖がないように学びましょう。ついた癖を取るのに癖がついた時間よりかかると言われます。それを聞くとなんだか直す気が削がれますね。癖を取るには時間ではなく「癖を直そう」という注意を常に持ち続けることです。無意識な時に癖は威力を発揮しますから。

2024年11月25日月曜日

寒くなってきても花粉!?

寒くなってきましたが、花粉症の症状が出ている生徒さんがチラホラいらっしゃいます。調べてみると、異常気象によりスギ花粉が飛んだり、桜が咲いたりしている影響らしいです。目も痒くて喉がガサガサして歌いにくい場合は、風邪ではなく花粉症の可能性もあるようです。対処をして練習しましょう!

2024年11月23日土曜日

一緒に息を吸ってみて!

Q.大学の授業で声楽の伴奏をすることになりました。声楽科の友人と練習をしていますが、歌いずらいと言われます。どうずれば良いでしょうか?

(録音を聴きました)

A.なるほど。声楽の方は、深く呼吸するために時間をかけています。歌手の間で一緒に息を吸ってください。特に高音を出す前やリタルダンドの大きくかかるところなどは注意が必要です。あと伴奏で大切なのは、メロディーラインを歌っている歌手と一緒に歌詞も歌いながら伴奏している感じがないと、アンサンブルが上手くいきません。歌ってみると意外と難しい発音の時などは絶妙の間合いが必要となります。息のタイミングと心の中で一緒に歌うことを大切にしてください。

2024年11月22日金曜日

ホアキン・ロドリーゴ

今日は、スペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴ(1901 - 1999年)の誕生日です。まさに20世紀を生きた作曲家です。幼児期に失明したにもかかわらず、芸術家として大成しました。とりわけ《アランフエス協奏曲》はスペイン近代音楽ならびにギター協奏曲の嚆矢とみなされています。ギター曲で有名なロドリーゴですが、ピアニストであり、ギターは演奏しなかったようです。そして本日の静岡での第28回目「イタリアの風」の演奏会で、長尾講師がロドリーゴの「4つの愛のマドリガル」より最終曲を演奏します。


2024年11月21日木曜日

声帯萎縮にストーロー発声を!

加齢に伴い声枯れがある方は、ストロー発声を行なってください。① ストローをくわえて、息を吐きながら「ウー」と5秒以上声を出す。 ②「ウー」を低音から高音まで鼻に抜けるように発声し、続けて高音から徐々に低音へ戻す。 ストローは嚙まないように注意しましょう。 これを1日10回、4週間継続します。試してみてください。

2024年11月19日火曜日

不安な箇所を知る

本番やコンクールに出る際に、何曲もの曲を仕上げて歌い込んだり弾き込んでくると、自ずとミスしそうな箇所や暗譜が怪しい箇所などがわかってくるものです。その箇所をしっかりと把握し事前対策を立てることで、緊張がやわらぐだけでなく、曲の表現も自由に聞こえるようになります。

2024年11月18日月曜日

レッスン時間のご相談

 この時期になると、来年度のレッスン時間の相談が始まります。つまり幼稚園から小学校にあがると下校時間が変わるために、レッスン時間を変更しなくてはならなくなるからです。学生全体にその影響はあるわけです。小学校低学年から高学年に上がる時など、学校から時間割や下校時刻の連絡がありましたら、早め早めにご相談れさるのが良いと思われます。宜しくお願いいたします。

2024年11月17日日曜日

恐怖のピアノ無限ループ!?

家でのピアノの練習はどうやっていますか?もしかして最初から最後までただひたすら通して弾くだけの「恐怖のピアノ無限ループ」にはまっていないですよね???練習の仕方は、日々工夫してみましょう!時間を決める、弾く回数を決める、内容で決めるなどなど。また良い練習方法を講師の先生に聞いてみましょう。きっと効率の良い練習方法を教えてくださると思います。

2024年11月16日土曜日

入会金

2023年8月のレッスン料金改定に伴い、入会金も改定になり5000円となっております。どうぞよろしくお願いいたします。

2024年11月15日金曜日

発声基礎レッスン

Q.合唱講習会で発声の基礎を受講した者です。我が団でも同様の発声講習をご依頼したいと思いますが、ファミリエ音楽教室で受講することは可能でしょうか?

A.ご連絡をありがとうございます。先日の資料と内容でお引き受けすることが可能です。ファミリエでの開催ですと日曜日での開催となります。合唱団の人数があまり多いと、教室に入りきれませんので、そちらはご相談ください。宜しくお願いいたします。

2024年11月14日木曜日

緊張をとるには

Q.コンクール、実技試験など本番ではもちろんのこと、レッスンでも緊張をしてしまいます。どうしたら緊張を克服できるでしょうか?

A.頭が真っ白になって演奏ができない程の緊張でなければ、緊張はした方がいいと思います。さて、緊張の根源が何なのか探りましょう。「間違うのが怖い」「上手に弾きたい」「人の目が怖い」などなど100人いたら100人の理由があるはずです。それによって対処法が違います。しかしながら、どのような根源があるにせよ、集中をしてから演奏に向かう習慣はつけなくてはなりません。家での練習から集中をしてから弾く練習を取り入れましょう。聴衆の前で弾いていると想像して練習することから始めてみましょう。

2024年11月13日水曜日

シニアピアノ

Q.家で練習することができず、教室のみで練習ということになりますが、それでも大丈夫でしょうか?

A.はい。お家で練習できずに稽古に通われている方は、いらっしゃいますので、ご安心なさって稽古にいらしてください。

2024年11月12日火曜日

和音を弾く手の形

Q.シニアピアノで重音が出てきました。2音の重音から3音の重音に入ったら、急に左手がリズムについてゆけなくなりました。どうしたらよいでしょうか?

A.3音の重音は、まず「ドミソ」と「ドファラ」と「シレソ」の3パターンが出てきます。では机の上で「ドミソ」と「ドファラ」と「シレソ」の手の形をしてみてください。すぐに手がその和音の形になりますか?その形が自然に出てくるまで、練習してみてください。ピアノを弾く際には、その手の形で左手が弾けるようになってゆくと思います。

2024年11月11日月曜日

レッスン枠の移動

学習塾は一月始まりのところが多く、来年のスケジュールが出始めたようです。それによってピアノのレッスン時間を移動する生徒さんがいます。人気のあるレッスの時間帯(15:00〜19:00)で空く可能性があります。人気の時間帯を希望される方は、早めにお問合せをお願いいたします。

2024年11月10日日曜日

電話番号もお忘れなく

ファミリエへのお問合せをありがとうございます。音楽教室のサーバーに不具合があり、こちらからのメールが届かないことが数件続いております。そのために11月よりお問合せフォームにお電話番号も書いていただくようになりました。宜しくお願いいたします。

2024年11月9日土曜日

グループレッスン

Q.コロナ以前のように声楽や発声のグループレッスンを受けたいのですが、グループのコースはないのでしょうか?

A. はい。8月をもって発声教室のグループレッスンは閉講しました。しかしながら、個人の発声教室45分(月極)を2人つづきでお互いのレッスンを聞き合っている生徒さんは何組かいらっしゃいます。

2024年11月8日金曜日

「しゃくらないように」とは?

Q.声楽のレッスンで、コンコーネの母音唱法の時には注意されませんが、イタリア歌曲集になって歌詞を歌う際に「しゃくらないように」と注意を受けます。録音を聞いてみると、確かに発音した際に下からずり上げるように音程をとっています。このずり上げている歌い方のことを「しゃくる」と言われているのでしょうか?

A.はい。正解です。歌詞で歌うと、どうしても発音だけに意識が向いてしまい、お腹の支えや音程に意識が及ばないことが多く、下からしゃくり上げるように音程をとりがちです。発音する際に支えと音程も考える癖をつけましょう。

2024年11月7日木曜日

正しい音程とは?

ファミリエ音楽教室の発声教室での一コマです。

Q.合唱団でアカペラの曲に挑戦しています。正しい音程を歌っているつもりでも、低いとか高いとか指摘を受けます。どのように練習していけばよいでしょうか?

A. まずは、音がうわずってしまうのであれば、歌う音のオクターブ下の同音も弾きながら音とりをしてください。下がってしまうのであれば、オクターブ上の同音も弾きながら音とりをしてください。つまり自分の歌う音に1オクターブ下か上の同音を弾きながら歌うということです。その次に、和音構成音を弾きながらその中でハモる練習をしてください。この説明ではよくわからない方、この練習方法を試してみたい方、習いたい方は発声教室の体験レッスンをお受けください。お申し込みはお問い合わせフォームからお願いします。

2024年11月6日水曜日

出来上がり予想図

Q.練習後に録音をして自分の演奏を聴くと、「ただ演奏している」だけに聞こえ、伝わってくる物がないように思います。

A. さて、いいところに気づき始めましたね。間違わずに正確に演奏することにばかりに集中すると「間違わないように頑張ろう」が一番面に出てきます。人前で演奏するには、間違わずに正確に止まらず演奏をするように常に監視している自分も必要です。しかし、そればかりになると「ここがこんなに素敵」は人に伝わりません。テクニックは自分が感じたものを具現化するのにとて大切なツールです。しかしながら「どのように表現したいか」「こんなに素敵だからここを聴いて!」があってこそのテクニックであることもお忘れなく。自分がどんなふうに演奏したいか?どんな出来上がりにしたいのか?などの明確な出来上がり予想図がないと「ただ演奏している」だけになるのではないでしょうか。

2024年11月5日火曜日

歌詞の内容が歌いたいです

Q.歌詞の内容を表現したいのですが、外国語だと単語一つ一つの意味が出てくる前に歌詞が通り過ぎてしまいます。何か方法はありますか?

A.歌う前に歌詞を読み込みましょう。単語を強調するためにキーワードを際立たせることも重要ですが、詩行のエッセンスを伝えてみましょう。また5W1H(いつ(When)→どこで(Where)→誰が(Who)→何を(What)→なぜ(Why)→どのように(How)」を演者が理解していると、観客に詩の内容を伝える大きな助けとなります。

2024年11月4日月曜日

発表会と発表会の間隔

ファミリエ音楽教室では、声楽発表会は1年〜1年半、ピアノの発表会は1年半に一回の割合で開催しています。このペースだと、落ち着いてエチュードを中心に技術向上に費やす時期と、発表会の曲に向き合う時期を分けることができるため、自然とこの期間になりました。発表会の曲は普段勉強しているよりもワンステップレベルの高い曲に向き合う時期になり、良いステップアップの機会にもなっています。自由参加ですが、参加をお勧めします。

2024年11月1日金曜日

音楽史年表(ルネサンス〜ロマン派初期)

音楽史と言われてもピンとこない方は、日本史や世界史の時系列をもつ音楽史年表を見てみませんか?ざっと大まかな流れを掴んだら、自分が学んでいる曲の作曲家がどの時代にいるのか探して、その時代の特徴を覚えたり、知らない言葉を一つ調べると、徐々に世界が広がります。年表はこちらをクリック→ 音楽史年表