今日は、ハイドンの誕生日。
ハイドンが作曲したピアノソナタは、
「ピアノソナタ」と称しているが、
実際にはこれらの作品がピアノ(フォルテピアノ)用であるか
チェンバロ用であるかは明らかではありません。
1760年代のものはチェンバロ用、
1770年代の曲も大体チェンバロ用または両用であろうと
考えることができます。
1780年代になるとピアノを想定した曲が増え、
1780年代後半以降はっきりピアノ曲になります。
なぜなら、ハイドン本人が、はじめて自分のピアノを持ったのは1788年で、
ピアノで作曲された最初の曲は第49番です。
因みに、初期にはソナタではなくディヴェルティメントや
パルティータと呼んでいました。
最初にソナタの語が使われたのは第20番(1771年)です。