ラス・メニーナス(女官たち)とは
プラド美術館に収蔵されているベラスケスの絵画です。
そして今日はベラスケスの誕生日です。
ベラスケスは、1599年スペインに生まれ、
宮廷画家となりフェリペ四世に仕えました。
その中で、王女マルガリータの絵画は大変有名です。
王女マルガリータは、スペイン王フェリペ4世の王女であり
神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト1世に
15歳でスペインからオーストリアに嫁ぎ、
もうけた4人の子供のうち3人が1歳を待たず死亡してしまい、
本人も21歳の若さでこの世を去ってしまいました。
ラヴェルはルーブルにある王女マルガリータの肖像から
インスピレーションを受けラヴェルは作曲をしたと言われ、
私たちも悲劇の王女の人生と重ね合わせて曲を聴いてしまいますが、
ラヴェル自身は特定の王女を指しているのではないと否定していて、
スペイン風の昔の王女が踊ったパヴァーヌをイメージしたとしています。