2021年6月24日木曜日

革命のエチュード

『革命』の正式名は、

『練習曲ハ短調作品10-12/革命のエチュード』です。

『革命』を作曲したころ、ショパンは20代前半で、

故国ポーランドは、ロシア帝国の支配に対して

「11月蜂起」と呼ばれる反乱を起こします。

しかし、この反乱はロシア軍によって鎮圧されてしまいました。

愛国者であったショパンは、この蜂起に参加することを

望んでいましたが、病弱なショパンにはそれがかなわず、

「蜂起の失敗」というニュースを滞在先のドイツで

知りました。やり場のない怒り、悲しみが、

『革命』に込められています。そして

この曲はショパンのライバルであり、

友人でもあったフランツ・リストに捧げられています。