音楽教室より時折お便り申し上げます♪
紫陽花の美しい季節になりました。
團伊玖磨作曲の連作歌曲「わがうた」の
最終曲に「紫陽花」という歌があります。
この詩をじっくり読んでいくと
儚さや切なさを感じながら
様々な事が起こる人間の日常と、
悠々と流れる自然の営みの
対比を感じます。
皆さんは、如何でしょうか。
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詩:北山冬一郎
「紫陽花」
そのひとと めぐりも逢はず
そのひとと 語らふを得ず
あはれ けふも
紫陽花の花は咲くなり
七月の陽もくるめき