2021年8月22日日曜日

ありがとう!!元気でね!!

ファミリエの創立当初から

A教室で大活躍していたベーゼンドルファーの

アップライトが昨日、ファミリエから

次の活躍の場へ旅立ってゆきました。

近年は、C教室に設置されていました。

あのピアノには、「ピアノの中のピアニスト」

と言われたレオポルド ゴドフスキーの

サインがピアノの内側に刻まれていました。

  レオポルド ゴドフスキー

Leopold Godowsky

Yokohama April  1923

と記されていました。

1870年、ロシア帝国時代のポーランド生まれなので

横浜でサインをしたのは53才の時です。

象牙の鍵盤で、深い味わいのある音を奏でてくれました。

製造年は1923年よりも前ですから、100才は超える

ピアノです。これからもますます良い音を出し続けることでしょう。

本当にありがとう!