ファミリエの創立当初から
A教室で大活躍していたベーゼンドルファーの
アップライトが昨日、ファミリエから
次の活躍の場へ旅立ってゆきました。
近年は、C教室に設置されていました。
あのピアノには、「ピアノの中のピアニスト」
と言われたレオポルド ゴドフスキーの
サインがピアノの内側に刻まれていました。
レオポルド ゴドフスキーLeopold Godowsky
Yokohama April 1923
と記されていました。
1870年、ロシア帝国時代のポーランド生まれなので
横浜でサインをしたのは53才の時です。
象牙の鍵盤で、深い味わいのある音を奏でてくれました。
製造年は1923年よりも前ですから、100才は超える
ピアノです。これからもますます良い音を出し続けることでしょう。
本当にありがとう!