クープラン一族はJ・Sバッハの家系と同じく
フランスで高名な音楽一族として知られ、
今日紹介するフランソワ・クープランは、
クープラン家の中でも特に突出した作品を残したことから、
「大クープラン」と呼ばれています。
そして今日が誕生日です。
彼は特にクラヴサンの分野で多大な作品を残しました。
「クラヴサン曲集」は、イタリアの作曲家コレッリの
トリオソナタ形式をフランスに
導入した作品としても知られ、
西洋音楽史において重要な役割を果たし、
後のドビュッシーやラベルにも影響を与えました。
彼の著書「クラブサン奏法」は
音楽の父・バッハやヘンデル、テレマンらも
この本を読んで勉強したと言われています。