音楽教室より時折お便り申し上げます♪
日本交響楽団が、昭和22年12月に
3日連続の「第九コンサート」を行ったことが、
年末に「第九」を演奏する習慣のきっかけになりました。
「うたごえ運動」で合唱が盛んになり、
アマチュア合唱団が「第九」を歌い始めます。
演奏会には合唱団員の家族や友人たちにチケットがよく売れました。
戦後の混乱期を脱していない時代に、オーケストラ団員にとっては
新年を迎えるための臨時収入になったといいます。
こうした様々な状況が功を奏し、
年末の「第九」が完全に定着したと言われています。