今日は、イタリア人作曲家
ジャコモ・プッチーニの誕生日。
プッチーニ家は、代々ルッカの大聖堂オルガニストで
ジャコモは5代目で、14歳にして教会のオルガニストとなり、
宗教音楽家としての道を歩もうとしていました。
18歳の時に『アイーダ』を観たことによって、彼の人生は一変し、
オペラ作曲家になることを決意します。
『マノン・レスコー』(1893)、
『ラ・ボエーム』(1896)、
『トスカ』(1900)と次々に傑作を発表。
その次の『蝶々夫人』のスカラ座での初演は大失敗に終わってしまったのですが、
なんと、一日で上演を打ち切り、その3ヵ月後、
多くの部分を書き換えて再演し、大好評を得ました。
最後の作品となった中国を舞台にした『トゥーランドット』は
「リューの死」まで作曲し、喉頭癌で65歳の生涯を閉じました。
遺作となった『トゥーランドット』は
アルファーノによって最後の二重唱が作曲され、
1926年トスカニーニによって初演されました。