2020年12月22日火曜日

プッチーニ

今日は、イタリア人作曲家

ジャコモ・プッチーニの誕生日。

プッチーニ家は、代々ルッカの大聖堂オルガニストで

 ジャコモは5代目で、14歳にして教会のオルガニストとなり、

宗教音楽家としての道を歩もうとしていました。

18歳の時に『アイーダ』を観たことによって、彼の人生は一変し、

オペラ作曲家になることを決意します。

『マノン・レスコー』(1893)、

『ラ・ボエーム』(1896)、

『トスカ』(1900)と次々に傑作を発表。

その次の『蝶々夫人』のスカラ座での初演は大失敗に終わってしまったのですが、

なんと、一日で上演を打ち切り、その3ヵ月後、

多くの部分を書き換えて再演し、大好評を得ました。

 最後の作品となった中国を舞台にした『トゥーランドット』は

「リューの死」まで作曲し、喉頭癌で65歳の生涯を閉じました。

遺作となった『トゥーランドット』は

アルファーノによって最後の二重唱が作曲され、

1926年トスカニーニによって初演されました。