今日は、パブロ・カザルスの誕生日。
お茶の水にあったカザルスホールでその名を知る
人も多いのではないでしょうか?
スペインのチェロ奏者、指揮者、作曲家。
チェロの近代的奏法を確立し、
深い精神性を感じさせる演奏において
20世紀最大のチェリストと言われています。
カザルスといえば、バッハ作『無伴奏チェロ組曲』
とカタルーニャ民謡『鳥の歌』でしょうか。
カザルス94歳のときにニューヨーク国連本部において
「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は、
ピース、ピース(平和、平和)と鳴くのです」と語り、
『鳥の歌』をチェロ演奏したエピソードは伝説的で、
録音が残っています。
鳥の歌、無伴奏チェロ組曲を、年末年始に聴くには
いかがでしょう?