2020年12月15日火曜日

日本の童謡第1号!

今日は、秋田県出身の作曲家

成田為三(なりた ためぞう)の誕生日。

彼は、21歳で東京音楽学校の師範科に入り,

在学中に、「浜辺の歌」を作曲しました。

卒業後は、小学校の音楽講師をしながら作曲を続け、

童話雑誌『赤い鳥』に多くの童謡を発表しました。

「かなりや」は、日本の童謡の第1号となりました。

28歳からドイツに4年間留学して作曲を学び、

帰国後は、当時の日本にはなかった初等音楽教育での

輪唱の普及を提唱し、輪唱曲集なども発行しました。

作品にはピアノ曲、管弦楽曲などがありましたが、

残念ながら、その多くは空襲で失われてしまいました。