今日は、秋田県出身の作曲家
成田為三(なりた ためぞう)の誕生日。
彼は、21歳で東京音楽学校の師範科に入り,
在学中に、「浜辺の歌」を作曲しました。
卒業後は、小学校の音楽講師をしながら作曲を続け、
童話雑誌『赤い鳥』に多くの童謡を発表しました。
「かなりや」は、日本の童謡の第1号となりました。
28歳からドイツに4年間留学して作曲を学び、
帰国後は、当時の日本にはなかった初等音楽教育での
輪唱の普及を提唱し、輪唱曲集なども発行しました。
作品にはピアノ曲、管弦楽曲などがありましたが、
残念ながら、その多くは空襲で失われてしまいました。