今日は、ジャン=バティスト・リュリの誕生日。
リュリは、フランス盛期バロック音楽の作曲家。
ルイ14世の宮廷楽長および寵臣として、
フランス貴族社会で権勢をほしいままにした人物である。
リュリは、フィレンツェの粉挽き職人の家庭に生まれた
イタリア人で、音楽の専門教育を受けておらず、
ギターやヴァイオリンなどを自ら習い覚えたという。
14歳の時、貴族の下男としてフランスへと連れられ奉公し、
そこで才能を認められて正式な音楽教育を受け音楽理論も学んだ。
20歳の時『王の夜のバレ』に出演すると、
ルイ14世が彼を大層気に入り、国王付き器楽曲作曲家に任命したのである。
映画「王は踊る」は、リュリとルイ14世の物語です。
週末なので、まだご覧になっていない方は、
如何でしょうか。