今日は、19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家
ガエターノ・ドニゼッティの誕生日。
生涯に書いたオペラは70作品ほど。
現在上演される作品は:
悲劇では『ランメルモールのルチア』、
『アンナ・ボレーナ』、『ルクレツィア・ボルジア』。
喜劇では『愛の妙薬』、『連隊の娘』、『ドン・パスクヮーレ』があります。
ドニゼッティは、9歳から恩師ヨハン・ジモン・マイールの慈善音楽院で学び、
18歳でボローニャ音楽院入学しますが、法律家になる事を期待した
父親の束縛を逃れる為に軍隊に志願し、兵籍のまま作曲を続けます。
33歳の時、オペラ『アンナ・ボレーナ』で名声を確立しましたが、
47歳頃から梅毒や双極性障害が原因と思われる頭痛や神経性麻痺に見舞われ、
故郷ベルガモに戻り50歳で没しました。
喜劇と悲劇、両方に代表作があり、また軍人であったこともある
稀な作曲家です。