今日は、国民の祝日「勤労感謝の日」です。
そして宮中では「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれる
伝統的な祭典が飛鳥時代から行われてきました。
新嘗祭は稲の収穫を祝い、翌年の五穀豊穣を
祈願する収穫祭です。
日本の飛鳥時代の音楽はどのような音楽だったのでしょう?
飛鳥時代の音楽を今に伝えるのは、雅楽です。
雅楽は、日本古来の儀式音楽や舞踊などと、
中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽や舞を
日本独自の様式に整えた音楽です。
種類を3種類に分ける事が出来ます。
1.日本に古くから伝わるもの
国風歌舞(くにぶりのうたまい)
2.外来のもの
唐楽(とうがく)...中国、インド、南ベトナムより伝来したもの。
高麗楽(こまがく)...朝鮮、中国などより伝来したもの。
3.平安時代にできた歌曲
催馬楽(さいばら)...民謡などの歌詞に拍節的な節をつけて歌うもの。
朗詠(ろうえい)...漢詩に非拍節的な節をつけて歌うもの。