2022年12月12日月曜日

生誕100年ピアソラ










アストル・ピアソラ(1921 - 1992)

ピアソラは、アルゼンチン出身の作曲家で

バンドネオン奏者。タンゴにクラシックと

ジャズを融合させた独自の形態を産み出した人物。

ピアソラはイタリア移民三世としてアルゼンチンに生まれ、

4歳の時に一家でニューヨークに移住し、15歳までを過ごし、

19才から5年間、アルベルト・ヒナステラに師事して音楽理論を学びました。

33才の時、タンゴに限界を感じたピアソラは

クラシックの作曲家を目指して渡仏。

パリでナディア・ブーランジェに師事しました。

ピアソラは元来のタンゴにバロックやフーガといった

クラシックの構造や、ニューヨーク・ジャズのエッセンスを取り入れ

強いビートと重厚な音楽構造の上にセンチメンタルなメロディを

自由に展開させるという独自の作風へ辿り着きました。