2022年12月14日水曜日

型の中に動きを

〜体験レッスンより〜

受講者:30代女性メゾソプラノ

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Q.オペラを勉強して3年になります。

横隔膜での腹式呼吸が安定し、姿勢が

決まるようになり、

喉を下げて首回りを広くする所まで

意識を持って行けるまでになりました。

しかし、なんだか固い感じがするのですが。。。

A.体験レッスンにいらしていただいて

ありがとうございます。声楽のフォームを

正しく学ばれていていますね。

そこまでのフォームを三年で習得するのは

大変だったと思います。良い先生の下で学ばれているのだと

拝見しました。

さて、私が出来るアドヴァイスとしては

そのフォームで息の流れにもっと動きを

加える事と正しいフォームが「静止」しないように

「動」を加える事をしてもらいました。

結果として、舌根が下がって咽頭の

共鳴スペースが増えたために

喉の固さを感じるのが半減したとのことです。

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〜体験レッスンを終えて〜

根本的な固さは、下記の課題があるのでは?と

お伝えしました。

・息のスピードと息を流すイメージ改革

・声区融合(裏声と地声の変わり目を繋ぐ方法)

そこで、月に一度ほど声のセカンドオピニオン的に

チェックにいらっしゃる事になりました。