2022年12月11日日曜日

スカボロフェア その3

「もしも僕に縫い目のないシャツを縫い、

その縫いあがったシャツを

涸れた井戸の水で洗うことができたら、

その時、貴女は真実の愛で結ばれ

僕の恋人になれるのです。」

竹取物語の難題のように

不可能の数々を可能にしないかぎり、

かつての恋人たちは結ばれないように

解釈できます。

国際市で出会った他国の人との恋なのか

それとも身分の差から叶わぬ恋なのか

様々なシチュエーションで想像が膨らみます。

不可思議でもの哀しい物語が秘められた

スカボローフェアのメロディーは

吟遊詩人たちによって歌い継がれ

実はいくつものメロディーが残っています。

興味深いですね。