2020年9月28日月曜日

音楽は言葉、文化、国境を超える?!

2018年、ハーバード大学が「音楽の持つ普遍性」に関する興味深い研究結果を発表しました。

「音楽の中に込められた感情を、その音楽を過去に聴いたことがない人でも理解できるか?」

をテーマとし、次のような実験が行われました。

60か国の750人に、36の文化の中で生まれた音楽を聴いてもらい、

そのテーマをどのように理解したかを尋ね、

「子守歌」「舞踏曲」「愛を告白する曲」「鎮魂曲」などから、

ふさわしい内容を選んでもらいました。

750人は、その音楽が属する文化にまったく無知であっても、

音楽に内包されたテーマをほぼまちがいなくつかみ取り、

とくに、「子守歌」と「舞曲」は、ほぼ100%の正答率でした。

つまり、音楽には言語や文化を超えたある意味で普遍的な資質があると、

証明されたことになるでしょう。

「音楽は国境を越える」とは、良く言われますが、

興味をさそう結果ですね。皆さんは、この研究結果をどのように

とらえますか?