ブルクミュラーをはじめ、ロッシーニ、メンデルスゾーン
ショパン、リスト、サン=サーンス、ドビュッシー、ラフマニノフなど
様々な作曲家が作った「タランテッラ」 (tarantella) は、
イタリア・ナポリの舞曲。
3/8や6/8拍子のテンポの速い曲です。
この名は、ターラントという町の名前に由来する説、
毒蜘蛛のタランチュラに噛まれると、
その毒を抜くために踊り続けなければならないとする説、
その毒の苦しさゆえに踊り狂って死ぬという説などがあります。
タランテラは、円舞で踊り、最初は右回りに踊り、
曲の一区切り毎に回る方向も逆に、そしてテンポも速くなり、
遅れずについていくのがだんだん難しくなっていきます。
方向転換の時に笑い声が聴こえてきそうです。