週末なので映画のご紹介。
「ピアノレッスン」の女性監督は
ニュージーランド出身のジェーン・カンピオン。
1台のピアノを中心に展開する人間関係を官能的に描き、
第46回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた映画。
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時は19世紀半ば。
エイダはニュージーランドの入植者スチュアートに嫁ぐため、
娘フローラと大切なピアノとともにスコットランドからやって来る。
口のきけない彼女にとって自分を表現できるのはピアノだけ。
しかし、スチュアートは重いピアノを浜辺に置き去りにし、
粗野な地主ベインズの土地と交換してしまう。
エイダに興味を抱いたベインズは、
「自分に演奏を教えるならピアノを返す」と提案。
仕方なく受け入れるエイダだったが、
レッスンを重ねるうちにベインズに惹かれていく。
第66回アカデミー賞ではエイダ役のホリー・ハンターが主演女優賞、
娘フローラ役のアンナ・パキンが助演女優賞、
カンピオンが脚本賞をそれぞれ受賞した。
映像とマイケルナイマンの音楽が美しい。